2018年、今年もやってきました!
そう、iPhoneの新製品発表です。
iPhoneのファンであれば、さぞ待望したことでしょう!
スマホ部門では、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3種類が公表されたのです!
今回の記事では、「iPhone XS」と「iPhone X」の性能を比較した記事となります。
それでは、よろしくお願いいたします。
※以後、iPhone XS→XS iPhone X→X と表記することがあります。
カラー・デザイン
はじめに、カラーやデザインを見てみましょう。
iPhone XSのカラー・デザイン
XSのカラーバリエーションは以下の通りです。
- ゴールド
- スペースグレイ
- シルバー
以上の3色となります。
いつも通りのカラーとなります。
ステンレススチール製フレームに高度な物理蒸着処理を施し、ガラスに美しくマッチする色と反射率を持たせました。
きれいな見た目となっております。
液晶画面がベゼルレスを継続
見てわかることなのですが、画面がすべて液晶画面のデザインとなりました。
こういった画面のことを、ベゼルレスといいます。
前回から引き続いたデザインですね。
ホームボタンの廃止
「XS」は、ホームボタンが廃止されました。
8ではホームボタンはあったものの、押した感覚はありませんでした。
かろうじて形としては残っていました。
ホームボタンが廃止となったため、アプリを終了したり、Siriの起動方法などの操作性が一変しました。
すこし例をあげると、以下の通りです。
- マルチタスク画面:下から上にスワイプして長押し
- アプリ終了(ホーム画面に戻る):下から上にスワイプ
- コントロールセンター:右上端を上から下にスワイプ
- Siriの起動:サイドボタン(電源)を長押し
- Apple Pay:サイドボタンをダブルクリック
使いやすいかどうかは、手に取ってみないと全くわからないです。
しかし操作になれるため、時間は必ずかかるでしょう。
本体の耐久性はピカイチ!!
「XS」は、以下の素材を利用しております。
- 医療に使われているものと同じグレードのステンレススチール
- 航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウム
- 業界の中で最も強靭なガラスなど
このように上質な素材で作られているので、画面や背面を割ってしまう機会がへるでしょう。
その結果、どのスマートフォンよりも長持ちし、その価値ははるかに高い割合で保たれます。
しかし全面がガラス素材となりますので、フィルムやケースをつけたほうが無難でしょう!
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iPhone Xのカラー
シルバー
スペースグレイ
X(テン)は、「シルバー」と「スペースグレイ」の2色となっています。
カラーをみると、男性向けに作られたのかな…とおもいます。
つづいて、デザイン面をみていきましょう。
背面がガラス素材となる
前面と背面のすべてがガラスデザインとなっています。
そのおかげで、iPhone本体に高級感を感じざるを得ないでしょう。
これにより、画面や背面を割ってしまう機会がへるでしょう。
しかし全面がガラス素材となりますので、フィルムやケースをつけたほうが無難でしょう!
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基本的なスペック
iPhone XS | iPhone X(テン) | |
カラー | ゴールド スペースグレイ シルバー | スペースグレイ シルバー |
幅 高さ 厚さ | 70.9 143.6 7.7mm | 70.9 143.6 7.7 mm |
OS | iOS 12 | iOS 11 |
CPU | A12 Bionic 次世代のNeural Engine | A11 Bionicチップ 6コア(2+4) ニューラルエンジン |
重さ | 177g | 174g |
microSD 最大容量 | × | ― |
RAM | 不明 | 未公開 (3GB) |
ROM | 64GB 256GB 512GB | 64GB 256GB |
価格 | 64GB 11万2800円 256GB 12万9800円 512GB 15万2800円 | 64GB:112,800円 256GB:129,800円 |
発売日 | 9月21日 | 2017年11月3日 |
DSDS (nanoSIM + eSIM) | 〇 | × |
サイズ感は、全く同じ寸法となっていることがわかりますね。
iPhone XSのほうが良い点
XSのほうが、良い点の紹介です。
A12 Bionicチップを搭載!
- XSのCPU→A12
- XのCPU→A11
XSを高性能にしているのは、A12 BionicとよばれるAppleが開発したCPUです。
2つの性能コアが負荷のかかるゲームなどのことを処理し、4つの効率コアが日常的な作業をおこないます。
これらのコアの間で作業を動的に振り分け、圧倒的なパワーが必要な時には6つすべてを使えるようにします。
- 2つの性能コア最大15%高速 (A11 Bionicとの比較)
- 4つの効率コア最大50%少ない消費電力 (A11 Bionicとの比較)
しかもこのチップは効率性を考えて作られているので、そのパワーをフルに使ってもバッテリーは長持ちします。
Appleが開発したGPU
新しい4番目のコアとロスレスメモリ圧縮は、ゲーム、ビデオ編集などのグラフィックス性能に大きな進化をもたらします。
- 4コアのGPUグラフィックス性能 最大50%高速 (A11 Bionicとの比較)
- Metal 2向けに最適化
Appleが開発したNeural Engine
AppleのNeural Engineは、リアルタイムの機械学習のために作られています。
XSはあなたと同じような方法でパターンを認識したり、何かを予測したり、体験から学ぶことができます。
Neural Engineはとても高速なので、毎秒5兆の演算処理を行えます。
効率がいいので、リアルタイムで様々な新しいことをこなせます。
膨大な数値なので意味不明ですが、とりあえず速いのです!
そしてとても頭が良い賢いので、AR機能を自由につかえ、探している写真すべてをすばやく見つけることができます。
- 8コアのアーキテクチャ毎秒5兆の演算処理
- Core MLの動作 最大9倍高速(A11 Bionicとの比較)
DSDSに対応!
- XS→DSDSに対応
- X→DSDSに非対応
「XS」には、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)対応しております。
SIMカードスロットへ刺したSIMカードとeSIMの同時利用ができるという。
2つのSIMでの同時待ち受けも可能となる。
この機能の良い点としては、プライベート用の電話番号と仕事用の電話番号を使い分けることができる点でしょう。
再起動なしに、両方のSIMカードで電話の受発信が可能なので活躍の幅が広がりますね。
しかし注意点が1つございます。
国内版のiPhoneですと、片方のSIMは本体内蔵のeSIMです。
eSIMを利用するには、iOS 12の次期バージョンが必要となります。
iPhone XSの発売後、すぐにデュアルSIMが解放されないようです。
iPhone Xのほうが良い点
Xのほうが、良い点の紹介です。
本体がすこしだけ軽い
- XSの重量→177g
- Xの重量→174g
Xのほうが、3gだけ軽い商品となっております。
ディスプレイスペック
iPhone XS | iPhone X(テン) | |
ディスプレイ タイプ | オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイ | OLED (有機EL) |
ディスプレイ サイズ | 5.8インチ | 5.8インチ 比率:16:9 |
液晶パネル | 有機EL Super Retina HDRディスプレイ 1,000,000:1コントラスト比 True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 3D Touch | 1,000,000:1 コントラスト比 最大輝度625cd/m2 広色域 True Tone 耐指紋性撥油 コーティング 3D Touch |
画面 解像度 | 2,436 x 1,125 | 2,436 x 1,125 |
画素密度 | 458ppi | 458ppi |
HDR動画 再生対応 | 〇 | Dolby Vision HDR10コンテンツ |
画面サイズが5.8インチある!
画面サイズが、5.8インチもあります。
8 Plusよりも大きい液晶画面ですが、iPhone XSの方が本体サイズは小さくなっているのです。
これが、ベゼルレスの恩恵ですね!
True Toneディスプレイを採用した
True Toneディスプレイというものを採用しました。
True Toneディスプレイとはどういったものなのでしょうか?
画面の周りに埋め込まれているセンサーを使い、環境光に応じて画面のホワイトバランスを調整する技術です
たとえば、太陽光の下で見る画面と、蛍光灯の下で見る画面とでは同じ色を表示していても色合いが異なって見えます。
True Toneディスプレイはこうした環境光の違いを識別し、その環境で正確な色を表示するように画面を調整します。
True Toneディスプレイとは、iPad Proにもつかわれた技術です。
往来のiPhoneより、どんな環境でも見やすい液晶画面となりました!
有機ELディスプレイ搭載!
XSのOLEDパネルとよばれる、有機ELディスプレイを搭載しています。
HDRディスプレイに業界で最も正確な色、真の黒、驚くような輝度と業界の中で最も正確な色を表現いたします。
またこのパネルは、あらゆるApple製スマホの中で最も高いピクセル密度をもっているので、こまかな表示もきれいに映ります。
ディスプレイ性能に、そこまで大きな差がないように感じました。
カメラのスペック
iPhone XS | iPhone X(テン) | |
有効画素数 | 背面:デュアル 12MPカメラ 前面:7MP (True Depthカメラ) | メイン:1200万画素 (裏面照射型センサー) 望遠:1200万画素 サブ:700万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 前面:ƒ/2.2 | メイン:F1.8 望遠:F2.4 サブ:F2.2 |
自動 手ぶれ 補正 | デュアル 光学式 手ぶれ 補正 | ○ |
光学ズーム | 2倍 | 最大2倍 |
デジタル ズーム | 10倍 | 最大10倍 |
クアッド LED True Tone フラッシュ | 〇 | ○ (スローシンクロ、動画時も可) |
自動HDR | 〇 | ○ |
4Kビデオ 撮影 | 〇 24/30/60fps | ○ (24fps、30fps、60fps) |
1080p HD ビデオ撮影 | 〇 30/60fps | ○ (30fps、60fps) |
720p HD ビデオ撮影 | 〇 30fps | ○(30fps) |
スロー モーション 動画 | 〇 | ○1080p (120fps、240fps) |
TrueDepth カメラ | 〇 | ○ |
アニ文字 | 〇 | ○ |
ポートレート モード | 〇 | ○ (サブカメラも対応) |
ポートレート ライティング | 〇 | ○ (サブカメラも対応) |
iPhone XSの特徴(Xより進化した点)
待望のカメラ機能の紹介です!
今回は下記の機能から、一部を取り上げております。
- スマートHDR機能
- 進化したポートレートモードのセルフィー
- ボケと深度コントロール
- 暗めの場所でもさらに対応
- 動くものへ性格にピントを合わせる!
- 4Kビデオとよりワイドに広がるステレオ再生
- 一枚の写真は、数兆の演算からできています。
背景ボケと深度のコントールができる!
XSでは、より精巧なボケをつかうことができます。
これにより、よりきれいなポートレートが撮れます。
さらに、新機能である深度コントロールにより、撮影後でも被写界深度を調整できるようになりました。
深度コントロールを使えば、撮影後でも、スライドするだけで被写界深度を調整できます。
カメラ機能が着実に成長しております。
暗めの場所でもさらに対応
XSのカメラセンサーは、より深く・より大きなピクセルを採用しました。
その深さにより、画像は忠実に再現されます。
その大きさにより、多くの光をセンサーに取り込めます。
その結果、暗い環境下でも、きれいな写真が撮れるようになりました。
動くものへ性格にピントを合わせる!
より高速なセンサー・スマートHDR・ゼロシャッターラグの組み合わせにより、動いているもの一瞬を切り取り、正確に写真撮影ができます。
動きのある写真でも、往来よりも正確にピントをあわせてくれます。
充電関連のスペックと共通点
iPhone XS | iPhone X(テン) | |
連続 通話時間 | 最大20時間 | 最大21時間 |
連続 待受時間 | 最大12時間 (インターネット利用) 最大14時間 (ビデオ再生) 最大60時間 (オーディオ再生) | 最大12時間 (インターネット利用) 最大13時間 (ビデオ再生) 最大60時間 (オーディオ再生) |
電池容量 | 不明 | 未公開(2,716mAh) |
電池パック 取り外し | × | ― |
充電方式 | Qi対応 Lightning | Lightning ワイヤレス充電 |
高速充電 | 〇 30分で最大50%充電 | ○ |
置くだけ充電もできる
「XS」は、背面の素材がガラス素材のため、ワイヤレス充電ができます!
では、ワイヤレス充電というのはどういうものなのでしょうか?
スタイリッシュな充電方法ができるようになります
往来なら、充電器をさして充電がはじまりますね。
専用の台におくだけで、充電がはじまるのです!
また言うまでもないのですが、充電器をさして充電することもできます!
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その他のスペックと共通点
iPhone XS | iPhone X(テン) | |
Wi-Fi | 802.11 ac | IEEE 802.11 A/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | 5 |
GPS | Assisted GPS GLONASS Galileo QZSS デジタルコンパス | ○ |
テレビ | × | ― |
防水機能 | IP68 | IPX7 |
防塵性能 | IP68 | IP6X |
生態認証 | Face ID | Face ID (顔認証センサー) |
おサイフ ケータイ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
ハイレゾ 対応 | 〇 | ○ |
イヤホン ジャック | × | ― |
生体認証は顔認証Face ID
顔認証のFace IDを搭載しています。
Face IDは先進的な機械学習によって、外見の変化を認識します。
帽子をかぶっても、メガネをかけても問題ありません。
様々なタイプのサングラスをかけたままでも使えるようです。
また、Face IDがさらに速く解除するように進化しました。
片手モードがあるから、画面が大きくても平気
XとXSは、画面がおおきいですよね。
そのため、女性が扱うには困難とかんじるでしょう。
しかし、片手モードが搭載されているので、そんな悩みをかかえるほどはありません。
ご安心を!
iPhone XSのほうが良い点
XSのほうが、良い点の紹介です。
防水、防塵性能は継続
- XSの防水性能→IPX8
- Xの防水性能→IPX7
iPhone XSでは、防水機能が搭載されています。
防水といっても幅広い種類が存在します。
IP68等級です。
では、IP68等級とはどういった意味をするのでしょうか?
下の表をみてください。
数字 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
0 | 無保護 | 保護されていない状態 |
1 | 防滴I形 | 鉛直から落ちてくる水滴による保護 |
2 | 防滴II形 | 15°傾斜したときに 落下する水に対する保護 |
3 | 防雨形 | 鉛直から60°以内の範囲で 水滴が噴霧状に対して保護 |
4 | 防まつ形 | あらゆる方向からの 飛まつによる保護 |
5 | 防噴流形 | すべての方向から、いきおいのある 水流に対する保護 |
6 | 耐水形 | 波浪、またはすべての方向から強い いきおいの水流に対する保護 |
7 | 防浸形 | 一定の水圧で30分間 水に浸かっても保護 |
8 | 水中形 | 連続的に水中に置いても保護 |
表からわかるように、両機種の性能を比較すると以下のようになります。
- XS→連続的に水中に置いても保護
- X→一定の水圧で30分間水に浸かっても保護
決して、どんな水にも無敵というわけではないので注意しておきましょう!
防水ではありますが、できる限り水場をさけた方が賢明でしょう。
まとめ
以上が、「XS」と「X」のちがいでした。
まとめると以下の通りです。
【XSとXの共通点】
- True Toneディスプレイを採用した
- ワイヤレス充電対応
【XSのほうが良い点】
- A12のCPUを搭載
- DSDSに対応
- ストレージ容量が大きい
- 防水性能が優れている
- カラーバリエーションが多い
【Xのほうが良い点】
- 重量がかるい
あなたも購入を考えているなら、店舗でさわってみることをおすすめします!
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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