Appleが、iPhone 8/8 Plus/X(アイフォーン テン)の3つの新型スマホを正式に発表しました。
今回の記事は、「iPhone X」と「iPhone6S」を比較してみました!
iPhone Xに機種変更を考えている人なら必見です!
では、よろしくお願いいたします。
※以後、「iPhone X」を「X」
「iPhone 6s」を「6S」とすることがあります。
デザインの特徴
まずは、両機種のデザインからみていきましょう。
iPhone X デザインの特徴
はじめに「iPhone X」のデザインとなります。
液晶画面がベゼルレスとなる
上の画像をみてわかることなのですが、「X」では画面がすべて液晶画面のデザインとなりました。
こういった画面のことを、ベゼルレスといいます。
galaxyのスマホを意識した結果なのでしょうか…?
ホームボタンの廃止
「X」では、ホームボタンが廃止されました。
「7」では、ホームボタンはあったものの、かろうじて形としては残っていました。
「いずれ、ホームボタンがなくなる日も来るだろうな」と私は思っていました!
iPhone Xにて、それが現実となり驚きをかくせないです。
果たして、受けいれることができるのでしょうか…?
少々、気がかりな点です。
ホームボタンが廃止となったため、アプリを終了したり、Siriの起動方法などの操作性が一変しました。
すこし例をあげると、以下の通りです。
- マルチタスク画面:下から上にスワイプして長押し
- アプリ終了(ホーム画面に戻る):下から上にスワイプ
- コントロールセンター:右上端を上から下にスワイプ
- Siriの起動:サイドボタン(電源)を長押し
- Apple Pay:サイドボタンをダブルクリック
使いやすいかどうかは、「X」を手に取ってみないと全くわからないです。
いずれにしても、操作になれるため時間は必要でしょう。
背面がガラス素材となる
前面と背面のすべてがガラスデザインとなっています。
そのおかげで、iPhone本体に高級感を感じざるを得ないでしょう。
またガラスの強度は、これまでの「iPhone」に採用された中で最も耐久性のあるものなのです!
これにより、画面や背面を割ってしまう機会がへるでしょう。
しかし全面がガラス素材となりますので、フィルムやケースをつけたほうが無難でしょう!
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カメラが厚くなった
「X」では、カメラ性能が向上してます。
それに伴い、カメラレンズ部分に厚みをおびています。
「7」でもそうなのですが、机のうえで操作するとカタカタと音がなり、本当に煩わしさをかんじます。
カバーを使わない人からすると、どうにかしてほしい点ですよね。
iPhone6S デザインの特徴
つづいて、「6S」のデザインをみていきましょう。
背面はアルミ素材
「6S」の背面には、アルミ素材を搭載しています。
個人的には、「ダサい」と感じます。
カメラ部分が出っ張っている
カメラ部分が出っ張っています。
【Xの特徴】
- 全体的にまるっこい
- ベゼルレス画面
- カメラ部分が出っ張っている
【6Sの特徴】
- 丸みを帯びたデザイン
- 背面がアルミ素材
- カメラ部分が出っ張っている
基本的なスペックと共通点
iPhone X | iPhone 6S | |
カラー | スペースグレイ シルバー | ローズゴールド スペースグレイ ゴールド シルバー |
幅 高さ 厚さ | 143.6 70.9 7.7 mm | 67.1 138.3 7.1 mm |
OS | iOS 11 | IOS11 |
CPU | A11 | A9 |
重さ | 174g | 143g |
microSD 最大容量 | ― | ― |
RAM | 未公開(3GB) | 未公開(2GB) |
ROM | 64GB 256GB | 32GB 128GB |
価格 | 64GB:112,800円 256GB:129,800円 | 32GB:50.800円 128GB:61.800円 |
発売日 | 2017年11月3日 | 2015年9月25日 |
iPhone Xのほうが良い点
「X」における、良い点の紹介です。
CPU性能がよくなった
- XのCPU→A11 M11
- 6SのCPU→A9
「X」に搭載されているCPU性能が向上しました。
ちなみにCPUとは、
メモリー、周辺機器などからデータを受け取り、スマホでは「演算処理」を担当します。
性能がいいほど、CPUの数がおおいほど処理がはやく、アプリの実行速度や反応もはやくなります。
CPUがよくなったことで、アプリの起動や利用などが快適になるのです!
ROM容量がおおい
- XのROM容量→64GB 256GB
- 6SのROM容量→32GB 128GB
ROMは大きいほうが、たくさんのデータを保存できるので、大きければ大きい方がよいでしょう。
ただその分、本体の値段が変わりますので、あなたにあった容量をえらぶとよいでしょう。
iPhone6Sのほうが良い点
「6S」における、良い点の紹介です。
重量がかるい
- 「X」の重量→174g
- 「6S」の重量→約143g
サイズのちがいがあるため、重さも異なっています。
6Sのほうが、約29gほど軽いスマホなのです。
手にとると、重さのちがいは明らかでしょう!
本体価格が安い
- Xの価格→64GB:112,800円 256GB:129,800円
- 6Sの価格→32GB:50.800円 128GB:61.800円
発売から時間が経過しているため、「6S」が値下げされているためです。
ディスプレイスペック
iPhone X | iPhone 6S | |
ディスプレイ タイプ | OLED (有機EL) | Retina HD |
ディスプレイ サイズ | 5.8インチ 比率:16:9 | 4.7インチ |
液晶パネル | 最大輝度625cd/m2 広色域 True Tone 耐指紋性撥油 コーティング 3D Touch 1,000,000:1 コントラスト比 | IPSテクノロジー ワイドスクリーン 最大輝度625cd/m2 3D Touch 1,400:1コントラスト比 |
画面 解像度 | 2,436 x 1,125 | 1,334 x 750 |
画素密度 | 458ppi | 326ppi |
HDR動画 再生対応 | Dolby Vision HDR10コンテンツ 対応 | ― |
iPhone Xのほうが良い点
「X」における、良い点の紹介です。
True Toneディスプレイを採用した
ディスプレイには、True Toneディスプレイというものを採用しました。
True Toneディスプレイとはどういったものなのでしょうか?
画面の周りに埋め込まれているセンサーを使い、環境光に応じて画面のホワイトバランスを調整する技術です
たとえば、太陽光の下で見る画面と、蛍光灯の下で見る画面とでは同じ色を表示していても色合いが異なって見えます。
True Toneディスプレイはこうした環境光の違いを識別し、その環境で正確な色を表示するように画面を調整します。
True Toneディスプレイとは、iPad Proにもつかわれた技術です。
往来のiPhoneより、どんな環境でも見やすい液晶画面となりました!
有機ELディスプレイを搭載
- Xのディスプレイタイプ→OLED(有機EL)
- 6Sのディスプレイタイプ→Retina HD
「X」には、有機ELディスプレイを搭載しました。
その恩恵を簡単に説明します。
以下の通りです。
- コントラスト比が高く、色の違いがくっきりと表現される。
- 反応速度が速く、動画再生がきれいにできる。
動画をよく見る人にとっては、この上なくうれしい進化でしょう!
画面サイズがおおきい
- Xの画面サイズ→5.8インチ
- 6Sの画面サイズ→4.7インチ
「X」のほうが、1.1インチほど大きいことがわかります。
ベゼルレスとなったため、大きいディスプレイを搭載していますね。
画面解像度が高い
- Xの画面解像度→2,436 x 1,125
- 6Sの画面解像度→1,334 x 750
「X」の方が、数段階ほどよく画面表示することができます。
画面密度の数値が高いため、画面表示がきれい
- Xの画面密度→458ppi
- 6Sの画面密度→326ppi
このことからわかるように、画面密度の数値は「X」のほうが高くなっています。
画面密度の数値が高いほど、画面表示がきれいにうつるようになるのです。
ディスプレイ表示に関しては、「iPhone X」に軍配があがるでしょう。
iPhone6Sのほうが良い点
「6S」における、ディスプレイの良い点なし。
カメラのスペック
iPhone X | iPhone 6S | |
有効画素数 | メイン:1200万画素 (裏面照射型センサー) サブ:700万画素 | メイン:1200万画素 サブ:500万画素 |
F値 | メイン:F1.8 望遠:F2.4 サブ:F2.2 | メイン:ƒ/2.2 サブ:ƒ/2.2 |
自動手ぶれ 補正 | ○ | ○ |
光学 ズーム | 最大2倍 | ― |
デジタル ズーム | 最大10倍 | 5倍 |
クアッドLED True Tone フラッシュ | ○ (スローシンクロ、動画時も可) | △ (True Toneフラッシュ) |
自動HDR | ○ | ○ |
4K ビデオ撮影 | ○ (24fps、30fps、60fps) | 30fps |
1080p HD ビデオ撮影 | ○ (30fps、60fps) | 30fps・60fps |
720p HD ビデオ撮影 | ○ (30fps) | 30fps |
スローモーション 動画 | ○1080p (120fps、240fps) | 1080p (120fps) 720p (240fps) |
TrueDepth カメラ | ○ | ― |
アニ文字 | ○ | ― |
ポートレート モード | ○ (サブカメラも対応) | ― |
ポートレート ライティング | ○ (サブカメラも対応) | ― |
iPhone Xのほうが良い点
「X」における、良い点の紹介です。
カメラのレンズがよい
- XのF値→メイン:F1.8 望遠:F2.4
- 6SのF値→メイン:2.0
カメラのレンズは「iPhone X」のほうがよく、暗い環境でも対応できるようになっています。
とくに、サブカメラに大きな差があると感じます。
これにより、夜間や屋内などでもキレイに撮れることでしょう。
望遠レンズを搭載している
- X→望遠レンズあり
- 6S→望遠レンズなし
「X」には、望遠レンズを搭載しています。
光学式手ぶれ補正機能も効果があります。
望遠レンズにおいても、ぶれることなく、きれいに写真をとることができるのです。
遠い場所をとるときには、もってこいですね!
ポートレートモード搭載
- X→ポートレートモード搭載
- 6S→ポートレートモードなし
「X」は、インカメラにもポートレートモードが登載しております。
顔の特徴と光の相互作用から最適な照明エフェクト機能がつかえるのです。
iPhoneが自動的に被写体と背景を区別して、背景だけ暗くすることもできます。
- 自然光
- スタジオ照明
- 輪郭強調照明
- ステージ照明
- ステージ照明(モノクロ)
こういったエフェクト機能がつかえるようになりました。
あわせて、ポートレートライティング機能が登載しております。
ポートレートライティング機能は、「ポートレートモード」でとった写真に加工する機能です。
もう少し具体的にいうと、ポートレートをとったあとに得られる情報を元に、明るさを追加したり、減らしたりします。
これにより、まるで違った照明で撮影したかのように、仕あげることができます。
ちなみに、「X」には、インカメラにもポートレートモードが搭載しているのです。
「X」のほうが、カメラの楽しみがより深くなるでしょう!
iPhone6Sのほうが良い点
「6S」における、良い点なし。
充電関連のスペック
iPhone X | iPhone 6S | |
連続 通話時間 | 最大21時間 | 最大14時間 |
連続 待受時間 | 最大12時間 (インターネット利用) 最大13時間 (ビデオ再生) 最大60時間 (オーディオ再生) | 最大10時間 (インターネット利用) 最大11時間 (ビデオ再生) 最大50時間 ( オーディオ再生) |
電池容量 | 2.716mAh | 1.715mAh |
電池パック 取り外し | ― | ― |
充電方式 | Lightning ワイヤレス充電 | Lightning |
高速充電 | ○ | △ |
iPhone Xのほうが良い点
「X」における、良い点の紹介です
ワイヤレス充電ができるようになった
- X→ワイヤレス充電ができる
- 6S→ワイヤレス充電ができない
Xにて、ワイヤレス充電ができるようになりました。
背面の素材をアルミからガラス素材にかえたことで、ワイヤレス充電ができるようになりました。
では、ワイヤレス充電というのはどういうものなのでしょうか?
スタイリッシュな充電方法ができるようになります
往来なら、充電器をさして充電がはじまりますね。
専用の台におくだけで、充電がはじまるのです!
また言うまでもないのですが、充電器をさして充電することもできます!
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高速充電ができる
- X→高速充電ができる
- 6S→一部ユーザー間で、高速充電対応といわれていた
「X」はapple公式情報として、高速ができるようになっています。
30分で50%の充電できるとされています。
iPhone6Sのほうが良い点
「6S」における、良い点なし。
その他のスペック
iPhone X | iPhone 6S | |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
GPS | ○ | ◯ |
テレビ | ― | ― |
防水機能 | IPX7 | ― |
防塵性能 | IP6X | ― |
生態認証 | Face ID (顔認証センサー) | 指紋認証 |
おサイフケータイ | ○ | ― |
NFC | ○ | ◯ |
ハイレゾ対応 | ○ | ― |
イヤホンジャック | ― | ○ |
iPhone Xのほうが良い点
「X」における、良い点の紹介です。
Bluetoothの規格がよい
- XのBluetooth対応規格→Ver.5.0
- 6SのBluetooth対応規格→Ver.4.2
Bluetoothの規格は、現段階の最新は5.0です。
「X」にて、最新バージョンのBluetooth規格となりました。
Bluetoothを頻繁につかう人なら、安心のおける進化ですね。
防水、防塵性能は継続
- Xの防水性能→IP67等級
- 6Sの防水性能→なし
Xでは、防水機能が搭載されています。
防水といっても幅広い種類が存在します。
Xにおいては、IP67等級となります。
では、IP67等級とはどういった意味をするのでしょうか?
下の表をみてください。
数字 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
0 | 無保護 | 保護されていない状態 |
1 | 防滴I形 | 鉛直から落ちてくる水滴による保護 |
2 | 防滴II形 | 15°傾斜したときに 落下する水に対する保護 |
3 | 防雨形 | 鉛直から60°以内の範囲で 水滴が噴霧状に対して保護 |
4 | 防まつ形 | あらゆる方向からの 飛まつによる保護 |
5 | 防噴流形 | すべての方向から、いきおいのある 水流に対する保護 |
6 | 耐水形 | 波浪、またはすべての方向から強い いきおいの水流に対する保護 |
7 | 防浸形 | 一定の水圧で30分間 水に浸かっても保護 |
8 | 水中形 | 連続的に水中に置いても保護 |
表からわかるように、Xはこのとおりです。
- 一定の水圧で30分間、水に浸かっても保護
決して、どんな水にも無敵というわけではないので注意しておきましょう!
防水ではありますが、できる限り水場をさけた方が賢明でしょう。
おサイフケータイ対応
- X→おサイフケータイ対応
- 6S→おサイフケータイ対応なし
Xには、おサイフケータイが対応しました。
普段つかっていない人も、Xに変えることを機におサイフケータイつかってみるとよいでしょう。
便利な機能に気づくこと間違いなしです。
iPhone6Sのほうが良い点
「6S」における、良い点の紹介です。
イヤホンジャックがついている
- X→イヤホンジャック廃止
- 6S→イヤホンジャックがついている
6Sには、イヤホンジャックがついています。
そのため、あなたお気に入りのイヤホンをつかうことができました。
しかしXには、イヤホンジャックが廃止されています
このことが、Xに変えにくい要因の1つといえるでしょう!
まとめ
以上が、「iPhone X」と「iPhone6S」性能のちがいでした。
まとめると以下の通りです。
【iPhone Xを選ぶと満足する人】
- 大画面で映像をみたい人
- ワイヤレス充電がしたい人
- 以前からiPhoneを使っている人
- ほかのapple製品をお持ちの方
- お手持ちのスマホに、動作不満がある人
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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