auから新製品のスマホが発表されましたね!
今夏は、以下の6機種があります!
その中でも今回は、「Xperia XZ2 Premium」と「Xperia XZ2」の性能を比較した記事となります。
機種変更の際に、なやまれている人は必見です。
※これ以降、Xperia XZ2 Premiumを「Premium」、Xperia XZ2を「XZ2」と省略することがあります。
デザインのちがい
両機種のデザインのちがいから見ていきましょう。
Xperia XZ2 Premiumのデザイン
はじめに「Xperia XZ2 Premium SOV38」のデザインから見ていきましょう。
丸みを帯びたデザインになった
Xperiaの歴史が更新されました!
デザインが、これまでと全然ちがいます!
大幅に変わりました!
やっと角張ったスタイルから脱却しましたね。
よくぞ変わってくれた!!!
中には「あのデザインでよかったのに…」とおもう人はいるでしょう。
必ず一定数いるはずです。
ですが、わたし自身の意見としては、変わってよかったです。
その一心。
個人的に評価したいポイントですね。
デュアルカメラへとなった
「Premium」の背面です。
背面には、2つのカメラレンズを搭載しており、指紋センサー部分となっています。
カメラ部分はスッキリしている
サイドからみた、「Premium」の画像です。
この画像からわかるように、カメラの出っ張りないように感じます。
イヤホンジャックの廃止
「Premium」は、イヤホンジャックが廃止されました。
せっかくハイレゾ対応の有線イヤホンを持っていても、気軽につかうことができなくなりました。
残念でなりません。
ちなみに、変換器は付属しているので、完全に使えなくなることないので安心ください。
Xperia XZ2のデザイン
つづいて、「Xperia XZ2 SOV37」のデザインを見ていきましょう。
正面
背面
丸みを帯びたデザインになった
「Premium」と同様に、丸みを帯びたデザインとなりました。
やはり、うれしい進化ですね。
カメラ部分は、スッキリしている
「Premium」と同様に、「XZ2」もカメラ部分はスッキリしているようにみえますね。
同じメーカーの機種だけあって、デザインに大きな差は感じませんでした。
基本的なスペックと共通点
Xperia XZ2 Premium SOV38 | Xperia XZ2 SOV37 | |
カラー | クロムブラック クロムシルバー | リキッドブラック リキッドシルバー ディープグリーン アッシュピンク |
幅 高さ 厚さ | 約80 158 11.9mm | 72 153 11.1mm |
OS | 8.0 | 8.0 |
CPU | SDM845 2.8GHz クアッドコア+ 1.8GHz クアッドコア | SDM845 2.8GHz クアッドコア+ 1.8GHz クアッドコア |
重さ | 約234g | 約198g |
microSD 最大容量 | 400GB | 400GB |
RAM | 6GB | 4GB |
ROM | 64GB | 64GB |
発売日 | 2018年8月中旬 | 2018年5月下旬 |
CPU性能がとてもよい!
「Premium」と「XZ2」に搭載されているCPUの処理速度は、前機種よりも約1.2倍向上しました。
簡単にいいますと、アプリの起動や文字入力、ゲームなどのレスポンスが速く、動作も軽快です。
Xperia XZ2 Premiumのほうが良い点
「Premium」における、良い点の紹介です。
RAM容量がおおい
- PremiumのRAM容量→6GB
- XZ2のRAM容量→4GB
RAM容量の数値上では、「Premium」がよいことがわかるでしょう。
RAMが大きければ大きいほど、同時にアプリを起動しても、正常にうごいてくれます。
ゲームなどの重たい処理をしているときでも、サクサクとうごいてくれます。
仮に、RAMが小さい状態で同時にアプリを使っていると下記のようなことがおきるのです。
- アプリが強制終了してしまう
- スマホの電源が勝手に切れる(再起動される)
RAMの容量が小さいと、いいことはあまりないです。
「Premium」が優れていることがわかりますね。
しかしながら、「XZ2」のRAM容量は、決して小さいわけではありません。
Xperia XZ2のほうが良い点
「XZ2」における、良い点の紹介です。
本体が軽い
- Premiumの重量→約234g
- XZ2の重量→約198g
「XZ2」のほうが、約36g軽い結果になりました。
結構の差をかんじるレベルでしょう。
ディスプレイスペックと共通点
Xperia XZ2 Premium SOV38 | Xperia XZ2 SOV37 | |
ディスプレイ タイプ | トリルミナス ディスプレイ | トリルミナス ディスプレイ |
ディスプレイ サイズ | 約5.8インチ | 約5.7インチ |
ディスプレイ 最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ 解像度 | 3,840×2,160 (4K) | 2,160×1,080 (Full HD+) |
HDRアップコンバートを搭載!
「Premium」と「XZ2」には、HDRアップコンバートとよばれる機能が搭載されました。
HDRアップコンバートとは、以下のような機能です。
YouTube などの標準規格(SDR)の映像を、まるで目の前にあるかのような色彩感とコントラストのある映像に自動で変換します。
引用元:公式ホームページ
Xperia XZ2 Premiumのほうが良い点
「Premium」のディスプレイスペックにおける、良い点の紹介です。
4K HDR対応のきれいなディスプレイ
「Premium」は4Kを表示し、HDRにも対応したディスプレイです。
Xperia史上最高のディスプレイを誇っています。
HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称。
明るく、高いコントラストを再現可能で、より肉眼で見た景色に近い映像を映し出せます。
上の画像から一目瞭然ですが、HDR機能による画面表示は、鮮やかな色合いになっていますね。
画面サイズがおおきい
- Premiumの画面サイズ→約5.8インチ
- XZ2の画面サイズ→約5.7インチ
「Premium」のほうが、0.1インチだけ大きい結果となりました。
あまり差はないですね。
ディスプレイ解像度がたかい
- Premiumのディスプレイ解像度→3,840×2,160(4K)
- XZ2の解像度→2,160×1,080(Full HD+)
「Premium」の方が、1段階ほどよく画面表示することができます。
ディスプレイ表示に関しては、「Premium」に軍配があがるでしょう。
Xperia XZ2のほうが良い点
「XZ2」のディスプレイスペックにおける、良い点の紹介なし。
カメラのスペックと共通点
Xperia XZ2 Premium SOV38 | Xperia XZ2 SOV37 | |
有効画素数 | メイン: 約1,920万画素 約1,220万画素 サブ: 約1,320万画素 | メイン 1,920万画素 サブ 約500万画素 |
撮影素子 | メイン:CMOS サブ:CMOS | メイン:CMOS サブ:CMOS |
F値 | カラー:1.8 モノクロ:1.6 サブ:2.0 | メイン:2.0 サブ:2.2 |
撮影ライト | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
オート フォーカス 機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ 補正機能 (電子式) | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ 補正機能 (光学式) | ― | ― |
接写機能 | ○ | ○ |
動画最大 撮影サイズ | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
動画ズーム | 8倍 | 8倍 |
静止画最大 撮影サイズ | 5,056×3,792 | 5,056×3,792 |
静止画 ズーム | 8倍 | 8倍 |
世界初!4K HDR動画撮影に対応!
4K HDR動画撮影に対応しました!
「Premium」と「XZ2」が世界初のスマホです。
逆光時も白とびや黒つぶれすることなく、思い出をよりきれいにのこせます。
インカメラでも3Dスキャンができる
「Premium」と「XZ2」では、ソニー独自開発のアプリ「3Dクリエーター」を使い3D撮影ができます。
人物やお気に入りの人形、食べ物など、360°の写真がとれるのです。
人の顔であれば約30秒で撮影できます。
ソニー独自開発のアプリケーション「3Dクリエーター」を使って、
人物やお気に入りの人形、食べ物などの3D撮影が可能。
この機能が、「Premium」と「XZ2」からインカメラでもできるようになりました。
以前よりも、手軽につかえますね。
スーパースロー映像の撮影ができる
「Premium」と「XZ2」は、最大960fpsのフルHD画質スローモーションカメラをとることができます。
通常スピード(1秒30コマ)の映像に約6秒間のスローモーション映像(1秒最大960コマ)を組み合わせることで、緩急のある映像が簡単に作成できます。
通常のビデオ撮影中、スローモーションで残したい瞬間にスローボタンをタップすると、約0.2秒の一瞬を約6秒のスローモーション映像として記録。
プロ用のハイスピードカメラで撮るような、1秒960コマの印象的な映像がかんたんに残せます。
通常では、1秒で30fpsのところ、「Premium」と「XZ2」のスローモーションカメラは、960fpsまで対応しています。
単純計算ですが、32倍細かく動画再生することができます!
SNSへの投稿がひときわ楽しく面白くなることでしょう。
Xperia XZ2 Premiumのほうが良い点
「Premium」のカメラ性能における、良い点の紹介です。
デュアルカメラを搭載!
「Premium」では、デュアルカメラへと進化いたしました。
それぞれのレンズで異なる役割をはたします。
簡単な説明となりますが、上のレンズがモノクロ撮影・下のレンズがカラー撮影につかわれます。
最高ISO感度51200を搭載!
「Premium」のISO感度が51200まで対応いたしました。(静止画のみ)
ISO感度ってどういった数値なのでしょうか?
ISO感度とはレンズから入ってきた光を、カメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。
カメラ内に入ってくる光の量は、絞りとシャッター速度で決定され、その光の量から適切な明るさの画像になるように光を増幅させます。
その増幅具合を数字で表しています。例えば、ISO200とはISO100の2倍感度が高いことを示し、ISO100の時に比べて光の量が半分の場所でも同じ明るさで写真を撮ることができます。
このことからわかるように「Premium」は、暗い場所でも明るく写真を撮ることができます。
デジタル一眼レフのレベルへと進化したのです。
おおくの光をとりいれる、レンズを搭載
- PremiumのF値→カラー:1.8・モノクロ:1.6・サブ:2.0
- XZ2のF値→メイン:2.0・サブ:2.2
カメラのレンズは「Premium」のほうがよく、暗い環境でも対応できるようになっています。
とくに、メインカメラに大きな差があると感じます。
これにより、夜間や屋内などでもキレイに撮れることでしょう。
Xperia XZ2のほうが良い点
「XZ2」のカメラ性能における、良い点なし。
充電関連のスペックと共通点
Xperia XZ2 Premium SOV38 | Xperia XZ2 SOV37 | |
電池容量 | 3,400mAh | 3,060mAh |
通話時間 | 約2,480分 | 約2,250分 |
待受時間 | 約530時間 | 約540時間 |
電池 持ち時間 | 約95時間 | 約105時間 |
充電時間 | 約180分 | 約170分 |
テレビ | ワンセグ:○ フルセグ:○ | ワンセグ:○ フルセグ:○ |
テレビ連続 視聴時間 | ワンセグ:約9時間 フルセグ:約8時間30分 | ワンセグ: 約11時間 フルセグ: 約10時間10分 |
電池パック 取り外し | ― | ― |
バッテリー 節電 | ○ | ○ |
充電方式 | USB Type-C ワイヤレス充電 | USB Type-C ワイヤレス充電 |
「Premium」と「XZ2」には、バッテリーを長持ちさせるための方法を3つとっております。
- 充電の最適化技術
- いたわり充電
- STAMINA機能
それぞれの機能について、紹介していきます。
いたわり充電機能対応
あなたが充電を長くしている時間帯をスマホが学習します。
そうすることで、スマホが充電速度を調節し、バッテリーの性能をよい状態にすることができます。
その結果、バッテリーの寿命をのばすことができるのです。
またアラームを設定した場合、アラーム設定を学習し、充電が満タンになる時間を調節するようになりました。
充電最適化技術・いたわり充電の機能により、2年たっても快適につかえる、長生きバッテリーとなるのです。
以前のXperiaでは、バッテリーが劣化しやすい欠点がありましたが、これらの方法により対策をとったようです!
すばらしいとおもいます!
USB Type-Cでの充電
どちらの機種も、USB Type-Cでの充電となります。
充電口は、端子に上下の区別がありません。
そのため、どちらの向きからでも差し込むことが可能です。
≫≫Amazonで、おすすめのUSB Type-cの充電器を集めてみました。
ワイヤレス充電に対応
両機種にて、ワイヤレス充電ができるようになりました。
では、ワイヤレス充電というのはどういうものなのでしょうか?
スタイリッシュな充電方法ができるようになります。
往来なら、充電器をさして充電がはじまりますね。
専用の台におくだけで、充電がはじまるのです!
また言うまでもないのですが、充電器をさして充電することもできます!
≫≫Amazonで、おすすめのワイヤレス充電を集めてみました。
その他のスペックと共通点
Xperia XZ2 Premium SOV38 | Xperia XZ2 SOV37 | |
Wi-Fi テザリング | 最大10台 | 最大10台 |
Wi-Fi 規格 | IEEE802.11 A/b/g/n/ac | IEEE802.11 A/b/g/n/ac |
Miracast 対応 | ○ | ○ |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.5.0 |
赤外線通信 | ― | ― |
防水 | IPX5 IPX8 | IPX5 IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
GPS | ○ | ○ |
おサイフ ケータイ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
ハイレゾ 対応 | ○ | ○ |
イヤホン ジャック | ― | ― |
スペック上では、ほとんどの項目がおなじ結果となっています。
【共通点】
- Wi-Fi規格
- Miracast対応
- Bluetooth規格
- 防水・防塵性能
- GPS対応
- おサイフケータイ対応
- NFC対応
- ハイレゾ対応
防水性能・防塵性能はおなじ
「Premium」と「XZ2」の防水性能は、IPX5/8となります。
では、IPX5/8とはどういった意味をするのでしょうか?
下の表をみてください。
数字 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
0 | 無保護 | 保護されていない状態 |
1 | 防滴I形 | 鉛直から落ちてくる水滴による保護 |
2 | 防滴II形 | 15°傾斜したときに 落下する水に対する保護 |
3 | 防雨形 | 鉛直から60°以内の範囲で 水滴が噴霧状に対して保護 |
4 | 防まつ形 | あらゆる方向からの 飛まつによる保護 |
5 | 防噴流形 | すべての方向から、いきおいのある 水流に対する保護 |
6 | 耐水形 | 波浪、またはすべての方向から強い いきおいの水流に対する保護 |
7 | 防浸形 | 一定の水圧で30分間 水に浸かっても保護 |
8 | 水中形 | 連続的に水中に置いても保護 |
表からわかるように、「Premium」と「XZ2」の防水性能はこのとおりです。
- すべての方向から、いきおいのある水流に対する保護
- 連続的に水中に置いても保護
ただ、どんな水にも無敵というわけではないので注意しておきましょう!
防水ではありますが、できる限り水場をさけた方が賢明でしょう。
両機種の共通点や特徴をみていきましょう。
ダイナミックバイブレーションシステム
動画やゲーム上の音楽・アクションに合わせてスマホ本体が振動します。
映像と音に振動が加わることで、まるでその場にいるような臨場感を感じられることでしょう。
対応しているアプリは以下のとおりです(一部)
個人的に興味のあるの機能の1つですね。
指紋センサーは背面になった
「Premium」と「XZ2」は、指紋認証は背面へとなりました。
わたし自身、背面に指紋センサーがあるスマホを持っていますが、あまり面倒とかんじた経験はありません。
これまで指紋センサーが、正面・サイドに搭載されていたスマホをつかっていた人でも、すぐに馴染むことでしょう。
まとめ
以上が、「Xperia XZ2 Premium」と「Xperia XZ2」のちがいでした。
性能において、大きな変化はみられませんでした。
しかし、細かな機能等はあきらかにちがいましたね、
違いをまとめると以下のようになります。
【Xperia XZ2 Premium SOV38がオススメな人】
- きれいな映像をみたい人
- カメラをよく使う人
- ハイスペックなスマホが欲しい人
【Xperia XZ2 SOV37がオススメな人】
- 本体がかるいほうがいい人
カメラや大きい画面に惹かれないようであれば、「Xperia XZ2」で満足するでしょう。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。