Appleが、iPhone 8/8 Plus/X(アイフォーン テン)の3つの新型スマホを正式に発表しました。
iPhoneファンだと、さぞ待望であったでしょう!!
わたしもその一人です。
今回は、最新機種「iPhone8 Plus」と前作の「iPhone7 Plus」を比較した記事となります。
よろしくお願いいたします。
※以後、「iPhone8 Plus」を「8 Plus」 「iPhone7 Plus」を「7 Plus」とすることがあります。
デザインのちがい
はじめに「8 Plus」のデザインをみていきましょう。
つづいて、「7 Plus」のデザインです。
ぱっと見た印象としては、おおきな変化は感じられません。
かわっている部分としては、背面につかわれている素材がちがいます。
- 8 Plus→ガラス素材
- 7 Plus→アルミ素材
「8 Plus」は、背面のすべてがガラスデザインとなりました。
そのおかげで、iPhone本体に高級感を感じることでしょう。
ガラスの強度は、これまでの「iPhone」に採用された中で最も耐久性のあるものなのです!
それは、前面・背面ともに!
これにより、ガラスを割ってしまう機会がへることをいのるばかりです。
しかし全面がガラス素材となりますので、フィルムやケースをつけたほうが無難でしょう!
ひとつ言わせていただくのですが、カメラ部分のでっぱりを何とかしてほしいものです。
机に置きながら操作していると、カタカタうるさいんですよね…。
基本スペックと共通点
8 Plusと旧モデルの7 Plusのスペックを比較してみます。
iPhone8 Plus | iPhone7 Plus | |
カラー | ゴールド シルバー スペースグレイ | ジェットブラック ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
高さ 幅 厚さ | 158.4 78.1 7.5 mm | 158.2 77.9 7.3 mm |
重量 | 202g | 188g |
チップ セット | A11/M11 6コア(2+4) ニューラルエンジン | A10/M10 4コア(2+2) |
ROM | 64GB/256GB | 32GB/128GB |
バッテリー | 連続通話:最大21時間 インターネット:最大13時間 ビデオ:最大14時間 オーディオ:最大60時間 | |
価格 | 64GB:89,800円 256GB:106,800円 | 32GB:74,800円 128GB:85,800円 |
バッテリーの持つ時間は、おなじ結果となっているのがわかりますね。
では、8Plusのほうが良い点からみていきましょう。
iPhone8 Plusのほうが良い点
「8 Plus」における、良い点の紹介です。
搭載チップがレベルアップ!
- 8 PlusのCPU→A11 Bionic
- 7 PlusのCPU→A10/M10
8 Plusには、A11 Bionicチップを搭載しています。
A11 Bionicは2つの高性能コアと4つの高効率コアの合計6つのCPUコアを搭載したプロセッサです。
高効率コアはA10 Fusionチップよりも最大70%高速になります。
また、高性能コアも最大25%高速になったのです。
GPUはAppleが独自に開発をしたもの。
7 Plusで搭載されていたA10 Fusionよりも30%高速になっています。
さらにニューラルエンジンと呼ばれる新しいハードウェアを内蔵することで、より高度な処理が可能になっているようです。
つまり、7 Plusよりも処理速度が高速化に成功したということです。
7 Plusでも十分な処理速度を誇っていたと思いますが…。
重たい処理をよくする方からすれば、うれしい進化となります!
iPhone7 Plusのほうが良い点
「7 Plus」における、良い点の紹介です。
カラーバリエーションが多い
- 8 Plusのカラー→スペースグレイ・ ゴールド・ シルバー
- 7 Plusのカラー→ローズゴールド・ ゴールド・ シルバー・ブラック・ジェットブラック・RED(生産終了)
8 Plusは、3色しかありません。
一方、iPhone7 Plusでは生産終了をあわせて6色ありました。
カラーバリエーションがへったことは、残念と言わざるを得ないでしょう。
サイズと重さがちがう
- 8 Plusのサイズ・重量→158.4 78.1 7.5 mm 202g
- 7 Plusのサイズ・重量→158.2 77.9 7.3 mm 188g
わずかながら、7 Plusのほうが小さくなっています。
そして、重さにもちがいがあるのです。
重さは7 Plusの方が、14gも軽いスマホとなります。
8 Plusはサイズが大きくなり、さらに重くなってしまったのです。
おそらく、背面をガラス素材にした結果なのだとおもいます。
価格がやすい
- 8 Plusの価格→64GB:89,800円 256GB:106,800円
- 7 Plusの価格→32GB:74,800円 128GB:85,800円
8 Plusと7 Plusでは、本体の値段がちがいます。
容量がそもそも異なるため、しっかりした比較はできませんが、7 Plusの方が低価格となっております。
安いといっても、高価な商品ですよね…。
ディスプレイスペックと共通点
iPhone8 Plus | iPhone7 Plus | |
ディスプレイ タイプ | Retina HD | Retina HD |
ディスプレイ サイズ | 5.5インチ | 5.5インチ |
液晶パネル | 最大輝度625cd/m2 広色域 True Tone 耐指紋性撥油 コーティング 3D Touch 1,300:1 コントラスト比 | 最大輝度625cd/m2 広色域(P3 ) 耐指紋性撥油 コーティング 3D Touch 1,300:1 コントラスト比 |
画面 解像度 | 1,920x1,080px | 1,920 x 1,080 |
画素密度 | 401ppi | 401ppi |
HDR動画 再生対応 | Dolby Vision HDR10 コンテンツ対応 | ― |
8 Plusと7 Plusの共通点は以下の通りです。
- 5.5インチ
- Retina HDディスプレイ
- Multi‑Touchディスプレイ
- 耐指紋性撥油コーティング
- 広色域ディスプレイ (P3)
ディスプレイ面の性能は、ほとんど似たような状態となります。
iPhone8 Plusのほうが良い点
「8 Plus」ディスプレイスペックにおける、良い点の紹介です。
True Toneディスプレイを採用した
8 Plusのディスプレイには、True Toneディスプレイというものを採用しました。
True Toneディスプレイとはどういったものなのでしょうか?
画面の周りに埋め込まれているセンサーを使い、環境光に応じて画面のホワイトバランスを調整する技術です
たとえば、太陽光の下で見る画面と、蛍光灯の下で見る画面とでは同じ色を表示していても色合いが異なって見えます。
True Toneディスプレイはこうした環境光の違いを識別し、その環境で正確な色を表示するように画面を調整します。
True Toneディスプレイとは、iPad Proにもつかわれた技術です。
往来のiPhoneより、どんな環境でも見やすい液晶画面となりました!
カメラのスペックと共通点
iPhone8 Plus | iPhone7 Plus | |
有効画素数 | メイン:1200万画素 (裏面照射型センサー) 望遠:1200万画素 サブ:700万画素 | メイン:1200万画素 望遠:1200万画素 サブ:700万画素 |
F値 | メイン:F1.8 望遠:F2.8 サブ:F2.2 | メイン:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.8 サブ:ƒ/2.2 |
自動手ぶれ 補正 | ○ | ○ (光学式手ぶれ補正) |
光学 ズーム | 最大2倍 | 2倍 |
デジタル ズーム | 最大10倍 | 10倍 |
クアッドLED True Tone フラッシュ | ○ | ○ |
自動HDR | ○ | ○ |
4K ビデオ撮影 | ○ (24fps、30fps、60fps) | 30fps |
1080p HD ビデオ撮影 | ○ (30fps、60fps) | 30fps・60fps |
720p HD ビデオ撮影 | ○(30fps) | 30fps |
スロー動画 | ○1080p (120fps、240fps) | 1080p(120fps) 720p(240fps) |
TrueDepth カメラ | ― | ― |
アニ文字 | ― | ― |
ポートレート モード | ○ | ○ |
ポートレート ライティング | ○ | ― |
カメラの機能は、わずかな変化しかないようです。
画素数やカメラレンズのf値など、カメラの基礎となりうる箇所に変化はありません。
ビデオ撮影の機能が、わずかながらよくなった程度です。
fps数値の向上により、なめらかな映像を撮ることができるようになりました。
ただ「8 Plus」は、CPUがよくなっています。
その恩恵をうけ、根本的なカメラ性能に差が出ている可能性がかんがえられるでしょう。
その他のスペックと共通点
iPhone8 Plus | iPhone7 Plus | |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 | 4.2 |
GPS | ○ | ○ |
テレビ | ― | ― |
防水機能 | IPX7 | IPX7 |
防塵性能 | IP6X | IP6X |
生態認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
おサイフ ケータイ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
ハイレゾ 対応 | ○ | ― |
イヤホン ジャック | ― | ― |
防水、防塵性能は継続
「8 Plus」と「7 Plus」では、防水機能が搭載されています。
防水といっても幅広い種類が存在します。
IP67等級となります。
では、IP67等級とはどういった意味をするのでしょうか?
下の表をみてください。
数字 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
0 | 無保護 | 保護されていない状態 |
1 | 防滴I形 | 鉛直から落ちてくる水滴による保護 |
2 | 防滴II形 | 15°傾斜したときに 落下する水に対する保護 |
3 | 防雨形 | 鉛直から60°以内の範囲で 水滴が噴霧状に対して保護 |
4 | 防まつ形 | あらゆる方向からの 飛まつによる保護 |
5 | 防噴流形 | すべての方向から、いきおいのある 水流に対する保護 |
6 | 耐水形 | 波浪、またはすべての方向から強い いきおいの水流に対する保護 |
7 | 防浸形 | 一定の水圧で30分間 水に浸かっても保護 |
8 | 水中形 | 連続的に水中に置いても保護 |
表からわかるように、両機種ともにこのとおりです。
- 一定の水圧で30分間、水に浸かっても保護
決して、どんな水にも無敵というわけではないので注意しておきましょう!
防水ではありますが、できる限り水場をさけた方が賢明でしょう。
iPhone8 Plusのほうが良い点
「8 Plus」における、良い点の紹介です。
ワイヤレス充電ができる
- 8 Plusの充電方式→Lightning端子に有線接続+ワイヤレス充電対応
- 7 Plusの充電方式→Lightning端子に有線接続のみ
8 Plusにて、ワイヤレス充電ができるようになりました。
背面の素材をアルミからガラス素材にかえたことで、ワイヤレス充電ができるようになりました。
では、ワイヤレス充電というのはどういうものなのでしょうか?
スタイリッシュな充電方法ができるようになります
往来なら、充電器をさして充電がはじまりますね。
専用の台におくだけで、充電がはじまるのです!
また言うまでもないのですが、充電器をさして充電することもできます!
≫≫楽天市場で、おすすめのワイヤレス充電器を集めてみました。
高速充電ができる
- 8 Plus→高速充電に対応
- 7 Plus→高速充電に対応していない
AppleのUSB-C–LightningケーブルとUSB-C電源アダプタを使うと30分で最大50%まで充電できます。
いつもよりも、充電の時間が短縮しました。
充電しわすれた朝においては、とっても助かる機能ですね。
Bluetooth規格向上!
- 8 PlusのBluetooth規格→ 5.0
- 7 PlusのBluetooth規格→ 4.2
Bluetoothの規格は、現段階の最新は5.0です。
8 Plusにて、最新バージョンのBluetooth規格となりました。
Bluetoothを頻繁につかう人なら、安心のおける進化ですね。
まとめ
以上が、「8 Plus」と「Plus」のちがいでした。
まとめると以下の通りです。
【8 Plusと7 Plusの共通点】
- バッテリーの持ち時間
- 基本的なディスプレイ性能
- 基本的なカメラ性能
- 防水の性能
【8 Plusのほうが良い点】
- CPUがよくなった
- True Toneディスプレイを搭載した
- ビデオのfps数値の向上
- ワイヤレス充電ができる
- 高速充電に対応
【7Plusのほうが良い点】
- 重量がかるい
- カラーバリエーションが多い
- 価格がやすい
このように比較してみると分かりますが、「7 Plus」でも十分すぎる性能をほこっています。
仮に、「7 Plus」を持っている方なら「8 Plus」にかえる必要はないでしょう。
スマホが大好きで、お金に余裕のある方は、「8 Plus」でもいいのかなーっとおもいます。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
コメント