auは、SamsungとHTCよりAndroidスマホの新製品を発表しました。
Samsungからは「Galaxy S8 SCV36」
発売日は2017年6月8日です。
HTCからは「HTC U11 HTV33」
発売日は2017年6月下旬以降発売予定となります。
正式には決まっていません。
2017年7月14日発売となりました!
夏モデルとして発表された、この2機種を徹底比較していきます。
よろしくお願いします。
デザイン
まずは、それぞれのデザインをみていきましょう。
「Galaxy S8 SCV36」 からです。
「ミッドナイトブラック」
「コーラルブルー」
「オーキッドグレー」
「Galaxy S8 SCV36」は3色の構成となります。
つづいて、「HTC U11 HTV33」 です。
「ブリリアントブラック」
こちらが「サファイアブルー」です。
auからは、2色の構成となっております。
「Galaxy S8 SCV36」 のほうが、横幅がみじかく、縦長のため、もちやすいデザインとなっております。
基本的なスペック
製品名 | Galaxy S8 SCV36 | HTC U11 HTV33 |
---|---|---|
画像 | ||
サイズ (幅×高さ×厚さ) | 約68 × 149 × 8.0mm | 約76×154×8.3mm |
重量 | 約150g | 約170g |
電池容量 | 3,000mAh | 3,000mAh |
電池持ち時間 | 約100時間 | 約80時間 |
充電時間 | 約110分 | 約100分 |
電池パック 取り外し | ― | ― |
microSDXC 最大容量 | 256GB | 200GB |
防水 | IPX5/IPX8 | IPX7 |
防塵 | IP6X | IP6X |
OS | Android™ 7.0 | Android™ 7.1 |
CPU | MSM8998 2.35GHz/ +1.9GHz/ | MSM8998 2.36~2.45GHz/ +1.9GHz/ |
内蔵メモリ容量 (ROM) | 64GB | 64GB |
内蔵メモリ容量 (RAM) | 4GB | 4GB |
重量がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 約150g
- 「HTC U11 HTV33」 約170g
「Galaxy S8 SCV36」のほうが、約20gも軽い結果になりました。
20gのちがいは、意外と大きいのではないでしょうか?
電池の持ち時間がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 約100時間
- 「HTC U11 HTV33」 約80時間
「Galaxy S8 SCV36」 のほうが、20時間も電池の持ちがよいです。
およそ1日と考えると、けっこう大きな差であると感じます。
電池の持ちに関しては、「Galaxy S8 SCV36」 の勝利ですね。
ちなみに搭載している電池の容量はおなじとなっております。
充電時間がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 約110分
- 「HTC U11 HTV33」 約100分
充電時間については「HTC U11 HTV33」のほうが、10分だけ早く完了します。
実際につかうことを考えると、充電時間はみじかいに越したことはないですよね。
充電時間は、「HTC U11 HTV33」 に分配があがります。
しかし、あまり大きい差はないですね。
microSDXCの最大容量がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 256GB
- 「HTC U11 HTV33」 200GB
「Galaxy S8 SCV36」 の方が、56GBも容量のおおいSDカードをつかうことができます。
普段から多くのデータを持ち歩く方にとっては、大事なことだと思います。
ディスプレイのスペック
製品名 | Galaxy S8 SCV36 | HTC U11 HTV33 |
---|---|---|
画像 | ||
ディスプレイ タイプ | Super AMOLED | Super LCD5 |
ディスプレイ サイズ | 約5.8インチ | 約5.5インチ |
ディスプレイ 最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ 解像度 | 2,960×1,440 (QHD+) | 2,560×1,440 (WQHD) |
ディスプレイ サイズがちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 約5.8インチ
- 「HTC U11 HTV33」 約5.5インチ
「Galaxy S8 SCV36」 のほうが、0.3インチ大きいディスプレイを搭載しております。
より大画面で映像を見れるようになってます。
ディスプレイ解像度がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」2,960×1,440(QHD+)
- 「HTC U11 HTV33」 2,560×1,440(WQHD)
「Galaxy S8 SCV36」 のほうが、きれいな映像をみれることを意味しています。
「Galaxy S8 SCV36」 では、大きな画面をもっており、解像度の高い映像をうつすことができます。
通信関連のスペック
製品名 | Galaxy S8 SCV36 | HTC U11 HTV33 |
---|---|---|
画像 | ||
VoLTE | ○ | ○ |
Wi-Fiテザリング | 最大10台 | 最大8台 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | Ver.5.0 | Ver.4.2 |
赤外線通信 | ― | ― |
Bluetoothの対応規格がちがう
- 「Galaxy S8 SCV36」 Ver.5.0
- 「HTC U11 HTV33」 Ver.4.2
「Galaxy S8 SCV36」 のほうが、対応している規格がひろいです。
付属品の種類についても、「Galaxy S8 SCV36」 ほうがおおいことでしょう。
将来的にみても、対応規格はひろい方が安心できますね。
カメラのスペック
製品名 | Galaxy S8 SCV36 | HTC U11 HTV33 |
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画像 | ||
有効画素数 | メイン:約1,220万画素 (デュアルピクセル) サブ:約800万画素 | メイン:約1,200万画素 (ウルトラピクセル) サブ:約1,600万画素 |
撮影素子 | メイン:CMOS サブ:CMOS | メイン:CMOS サブ:CMOS |
撮影ライト | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
オートフォーカス 機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能 手ブレ軽減機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
接写機能 | ― | ○ |
動画最大 撮影サイズ | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
動画ズーム | 8倍 | 4倍 |
静止画最大 撮影サイズ | 4,032×3,024 | 4,032×3,024 |
静止画ズーム | 8倍 | 4倍 |
カメラの機能は、基本的には似たようなスペックです。
しかし、スペック上では語れないことがたくさんあります。
「Galaxy S8 SCV36」 と「HTC U11 HTV33」 には、それぞれカメラの特徴をもっています。
「Galaxy S8 SCV36」 カメラの特徴
F値1.7のレンズにより明るい写真がとれる
「Galaxy S8 SCV36」にはメインカメラにもインカメラにも、F値1.7の明るいレンズをつかっております。
これにより、暗い環境でもノイズのすくない、きれいな写真をとることができます。
デュアルピクセル技術の恩恵
「Galaxy S8 SCV36」には、デュアルピクセル技術を搭載しています。
デュアルピクセル技術とは、ピント合わせを行う位相差センサーを全ピクセルに配置します。すべてのピクセルでピントをあわせ、高速オートフォーカスをします。
その結果、撮りたい瞬間をのがさず、写真をとることができます。
マルチフレームテクノロジーにより、きれいな写真に
「Galaxy S8 SCV36」では、1回のシャッターを押すだけで内部的に3枚の写真をとります。
そして、ブレの少ない写真を瞬時に合成します。
これにより、どんなシーンでもブレのすくない最高の1枚に仕上がります。
ちなみにブレの多いズーム時にも合成されます。
「HTC U11 HTV33」カメラの特徴
世界最高の評価をうけたカメラ
「HTC U11 HTV33」は、グローバルなカメラ評価機関「DxOMark」のモバイル端末部門から、世界最高評価「90スコア」を獲得しました。
DxOMark史上、もっとも高い評価を受けたスマホが「HTC U11 HTV33」なのです。
そのような評価にいたった、カメラ機能について解説していきます。
シャッターラグの少ない「HDRブースト」機能
「HTC U11 HTV33」にはシャッターラグのないHDRの利点を生かすため、オートHDRブースト機能を導入しました。
HDRブースト機能は、クリアかつバランスのとれた写真をとるため、1度に複数の写真をとり、速度をおとすことなく影とハイライトを計測します。
そこにテクスチャーと色を強調させることで、最高の1枚をのこせます。
おなじ技術を動画にもつかわれています。
そのため、クリアな動画撮影ができるのです。
Uウルトラスピード・オートフォーカス機能
「HTC U11 HTV33」は、フルセンサーのオートフォーカス(AF)技術をつかっております。
この技術は、最上位のDSLR(一眼レフ)カメラにもつかわれているのです。
そのフォーカス速度は圧倒的です。
「Uウルトラスピード・オートフォーカス」では、すべてのピクセルを位相差AFに利用します。
フレーム内のポジションにかかわらず、人間の眼のようにすばやいフォーカスができるのです。
動きまわるもの、暗い状況でのカメラ撮影にとっても相性がいいのです。
決定的瞬間をのがしません。
電子手ぶれ補正システム
「HTC U11 HTV33」の「光学及び電子手ぶれ補正システム」は、写真もビデオも安定化させます。
たとえ手が震えていても、徹底的に補正してくれます。
インカメラにも機能が充実している
「HTC U11 HTV33」に搭載したインカメラは、解像度1600万画素となっています。
1つ1つの画素を大きくした、特別な「撮像素子ウルトラピクセルの光センサー」により、昼でも夜でもすばらしいクオリティを実現します。
さらに、メインカメラと同様の、強力なHDRブースト機能とノイズ除去機能を搭載。
「HTC U11 HTV33」のインカメラは、他社のスマホをくらべても、まったく引けを取らないでしょう。
その他のスペック
製品名 | Galaxy S8 SCV36 | HTC U11 HTV33 |
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画像 | ||
テレビ | ワンセグ:○ フルセグ:○ | ワンセグ:- フルセグ:- |
GPS | ○ | ○ |
おサイフケータイ® | ○ | ○ |
NFC (情報取得/リンク) | ○ | ○ |
ハイレゾ対応 | ○ | ○ |
バッテリー節電 | ○ | ○ |
こちらも基本的におなじです。
フルセグ機能があるか、ないかの違いですね。
まとめ
以上が「Galaxy S8 SCV36」 と「HTC U11 HTV33」のちがいでした。
【Galaxy S8 SCV36の勝ったところ】
- 本体の重さが軽い
- 電池持ち時間が長い
- 防水性能が優れている
- 画面が大きく、解像度が高い
【HTC U11 HTV33 の勝ったところ】
- 充電時間がみじかい
- カメラが優れている
「Galaxy S8 SCV36」のほうが、スペック上すぐれている部分が多いですね。
しかし、わたしがすぐにでもスマホが欲しい場合は、「HTC U11 HTV33」 をえらびます。
なぜなら、Galaxyシリーズでは、スマホの爆発という過去があります。
日本で爆発事件はおきなかったにしても、海外ではニュースになるほど注目を浴びておりました。
なので、いくらスペックがよくても安全性にかえられないと判断しました。
もしくは「Galaxy S8 SCV36」が発売されてから、しばらく情報を待つべきとおもいます。
ここまで、ありがとうございました。
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