ここ最近、格安SIMのテレビCMをよくみかけますよね。
とくに、UQ mobileやmineoをよく目にします。
こちらがいわゆる「格安SIM」というものです。
しかし、CMでよくみるからといっても、内情までは全然つたわってこないかとおもいます。
テレビCMだけでは、伝えられる内容にも限界があるんですね。
この格安SIMの特徴は、スマホの料金を月々1.000円以下に抑えることができるのです。
「格安SIMに興味はあるけど、どこかあやしい・・・うさんくさい・・・」
「値段が安すぎる。だませれてるのかしら・・・」
とおもっているかたは、たくさんいるかとおもいます。
もしかすると、あなたもその1人でしょう。
しかし格安SIMにおいてその判断は、大変もったいないものなのです。
興味あるけど不安なあなたのために、格安SIMにはについて詳しくご紹介します。
格安SIMについて
SIMカードについて
格安SIMについて説明する前に、通常のSIMカードの説明からさせていただきます。
SIMカードとは、以下の通りです。
スマホ、タブレット、Wi-Fiルーターなどの中に入っている小さいチップです。
そのSIMカードには、加入者番号・電話番号などの情報が埋めこまれいます。
このSIMカードがないと、ネットや電話がつかえません。
(wi-fi環境があれば、ネットはできます)
おそらく、あなたのスマホやwi-fiルーターにも入っているでしょう。
インターネットや通話をするには、このSIMカードが必要なのです。
SIMカードには3種類のサイズがある
さらに、SIMカードには3種類のサイズがあります。
大きい順に…
- 標準SIM 15mm*25mm
- microSIM 12mm*15mm
- nanoSIM 8.8mm*12.3mm
大きさはちがうのですが、基本的に同じ機能をもっています。
つまり、電話番号などの情報が詰まったICチップです。
つかうスマホによって、対応しているSIMカードのサイズがちがいます。
こちらは、かならず理解しておくようにしてください。
mvnoと格安SIMについて
ようやく、本題の格安SIMについて説明となります。
格安SIMは、大手キャリア(au/docomo)からインターネット・通話の回線を借り受けます。
通信の回線を借り受けている業者のことを「MVNO」といいます。
UQ mobileやmineoもMVNOの1つです。
これらの企業が提供しているサービスは、大手キャリア(au/docomo)よりも安くインターネットや通話ができるため、「格安SIM」とよばれています。
格安SIMをつかうことで、スマホの月額料金を1,000円以下におさえることもできます。
月々のスマホ代が安くなることから、キャリアから乗り換えている人も徐々にふえてきています。
格安SIMには3種類ある
格安SIMには、3種類のSIMがあります。
それが、以下の通りです。
- 音声通話SIM
- データ専用SIM
- SMS対応のデータ専用SIM
まず1つ目に、「音声通話SIM」です。
スマホで電話もネットもつかいたい場合は、「音声通話SIM」をえらびましょう。
090・080からはじまる電話番号がつかえます。
また、ほとんどのプランでMNPに対応しています。
現在、あなたがつかっている電話番号を、そのまま引き継げるようになっております。
2つ目に、「データ通信プラン」です。
タブレットやモバイルWi-Fiルーター・2台目スマホなど、通話がいらない場合には、「データ通信プラン」をえらびましょう。
電話はできずに、ネット回線のみのSIMカードとなります。
契約するときの料金は安くなりますが、電話はできないのでご注意ください。
そして最後に、「SMS対応のデータ専用SIM」です。
SMS対応のSIMカードには、「SMS(ショートメッセージサービス)」機能がつかえます。
電話番号同士で、短いメッセージがのやりとりができます。
そのほかにLINEをはじめる時、認証処理はSMSが必須です。
また音声通話SIMにも、SMSは標準対応しています。
SMSが使えないと、アプリなどの認証ができないことがあります。
データ専用SIMを選ぶくらいなら、SMS対応のSIMカード選んだほうが安心でしょう。
値段でいっても、50円~100円ほどしかちがいません。
通信できるエリアは同じ
格安SIMと大手キャリア(au/docomo)での、通信できるエリアはほとんど同じです。
その理由ですが、格安SIMは、大手キャリア(au/docomo)より回線をかりているためです。
キャリア契約のときに通信できていたのであれば、格安SIMでも問題なくつながるでしょう。
格安SIMはどうしてやすいのか
では、どうして格安SIMが安くなるのか疑問がうかぶことでしょう。
これには、大きくわけて3つの理由があります。
通信回線を借りているため
格安SIMの事業者は、ユーザーへ通信を提供するための設備をもっていません。
大手キャリア(docomo/au)から通信設備を借りうけ、インターネットや通話のサービスをわたしたちに提供しております。
そのため、MVNO自身では、通信設備の管理や回線増強の工事費などがかからないのです。
基本的にお金がかかるのは、通信設備のレンタル料なのです。
このことが、スマホの利用料金を格安でわたしたちに提供できている要因の1つとなります。
人件費がかかりにくい
大手キャリア(docomo/au)は、わたしたちユーザーへのサポートがたいへん手厚いです。
以下のサポートをしております。
- サポートセンター
- 店舗でのサポート
故障やトラブル、操作の相談などをするために、サポートセンターが設けられています。
なお、サポートセンターは全国的に設立されているので、たくさんの人材を雇っているのです。
また、大手キャリア(au/docomo)は、店舗でのサポートも手厚いです。
全国、各所いたるところに店舗が設けられています。
そのため、人件費・管理費などがたくさんかかってしまいます。
一方、格安SIMの場合は…
- 少しのサポートセンター
- ごく少数の店舗サポート
サポート方法としては、大手キャリア(au/docomo)とほぼ同一です。
しかし格、安SIMでは店舗の数が圧倒的にすくないです。
中には、店舗を設けていない企業もあるほどです。
店舗でのサポートができない場合には、基本的にサポートセンターでのやり取りとなります。
そのサポートセンター自体も、大手キャリア(au/docomo)よりもすくないです。
そのため、人件費が比較的かからず、ユーザーへ格安で通信の提供ができるのです
その反面、格安SIMにおいては、サービスの質に期待しない方がいいでしょう。
わたしたちが、気をつけなければならないのは、「サポート」の面です。
格安SIMを使うには、ユーザーの知識や調べる力が、ぜったいに必要となります。
まとめ
以上が、格安SIMについてでした。
格安SIMが安い理由もはっきりしたかとおもいます。
格安SIMについての誤解も解けたかと思います。
これを機に、格安SIMに興味もってみるのもよいでしょう。
ここまで、ありがとうございました。
コメント