格安SIMには、月々のスマホ代金がやすくなるという最大のメリットがあります。
しかしその反面、格安SIMにもデメリットにあたる部分はあります。
乗り換えてから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前に知っておくことが大切なのです。
あなたもそう思いませんか?
今回は、格安SIMのデメリットにおける話をさせていただきます。
よろしくお願いします。
通信品質はキャリア回線の方が安定している
スマホをつかっていく中で、とても大切なことがあります。
それが、通信速度についてです。
格安SIMの事業者は、ユーザーへ通信を提供するための設備をもっていません。
大手キャリア(docomo/au)から通信設備を借りうけ、インターネットや通話のサービスをわたしたちに提供しております。
そして格安SIMは、他社の格安SIM同士で回線を共有しています。
そのため、格安SIMでは大手キャリア(docomo/au)とくらべると、通信速度がすこし遅くなるデメリットがあります。
スマホの通信速度が遅いとイライラさせられますよね?
しかし格安SIMといっても、全時間帯、24時間遅いというわけではありません。
特に遅くなる時間帯があるだけです。
それを大まかにいうと、お昼の時間帯に影響がでます。
12:00~14:00ころを意味します。
通信速度は遅くなりますが、LINEやメール、SNS程度の利用なら支障はないでしょう。
しかし動画を見たりするのは支障が出てしまうかもしれません。
12:00~14:00の時間帯にスマホをつかう予定がなければ、まったくデメリットとはいえないものとなります。
もしくは格安SIMの中でも、速度が安定している会社をえらべば、これまで通り大きな不満もなくつかえるでしょう。
キャリアメールがなくなる
大手キャリアを解約するため、格安SIMには、キャリアメール(@ezweb.ne.jp、@docomo.ne.jp、@SoftBank.ne.jp)がつかえなくなってしまいます。
しかし、LINEなどのやりとりが主流になっているので、困ることはすくないと思います。
今後、メールを使う場合は「Gmail」や「Yahooメール」などのフリーメールに変える必要があります。
どうしても、キャリアメールが必要という人からすると、最大のデメリットとも考えられます。
ところで、あなたは普段メールをつかっていますか?
もしつかっていないなら、気にすることもないでしょう。
通話料が高い
大手キャリアでは、時間帯やかえる相手によって通話が無料なるプランがあります。
そのほかには、通話し放題のプランが用意していされています。
一方、格安SIMは、無料通話や通話定額プランがすくないです。
通話料が、月額料金にふくまれていないケースが多いです。
通話料は21.6円/30秒と別途料金がかかります。
月に30分程度しか通話しないなら、月1200円くらいしか通話料はかかってきません。
また、かけ放題プランがあっても、5分かけ放題が主流になっています。
わたしの契約している、UQモバイルでも5分かけ放題がある程度です。
そのため、仕事などで電話をよくかける方は注意が必要です。
電話をよくつかう人は、大手携帯キャリアのほうが安く済むこともあるでしょう。
しかしスマホでは、LINEで無料の通話もできます。
そのため、長電話をする方はすくないかとおもいます。
特に、高校生や大学生の人からすれば、通話しない方が多数ではないでしょうか?
月に30分以上、電話をしなければ、気にすることはないでしょう。
通話自体をあまりしない人からすると、通話料金がかかることもデメリットとは言えないでしょう。
逆をいうと、電話をよくする人には、格安SIMはあまりおすすめできません。
初期設定を自分でする必要がある
大手キャリアでは、店舗でスマホを購入して、ある程度の初期設定をしてくれますよね。
しかし格安SIMにおいては、すべての設定を自分でする必要があります。
- 格安SIMが到着
- SIMをスマホにいれかえる
- ネットワークを設定する
といった作業を自分でやる必要があります。
しかし、こういった作業もそこまで難しいものではありません。
ネットで調べれば、すぐに設定方法はわかります。
1度設定すれば、それっきりってこともあるほどです
自身で調べる能力があるひとからすると、こちらもデメリットともいえないのかもしれません。
めんどくさい程度のことかとおもいます。
実店舗で相談しづらい
大手キャリアでは、全国各地に店舗がありますよね?
あなたの自宅付近にもあるかもしれません。
しかし、格安SIMにおいては、店舗を運営していないことがあります。
店舗を運営していても、それはごく少数です。
相談やサポートは電話・メールが中心となります。
これまでショップに頻繁にわからないことを質問していた方にすると、気軽に質問ができなくなるというデメリットがあります。
わたしたちが、気をつけなければならないのは、「サポート」の面でしょう。
格安SIMを使う場合には、使う人の知識や調べる力が必要となります。
あなたは、普段からショップにいきますか?
店舗へ日頃からお世話になっている方には、格安SIMはおすすめできません。
製品の保証がなくなる
今のスマホをそのままつかう場合、携帯電話会社が提供している端末の保証がなくなります。
auで例えると、故障紛失サポートがなくなるというわけです。
故障した際の、修理や交換のメリットを受けることができません。
基本的にメーカー保証のみになります。
こちらの件は要注意な項目です!!
しかし、Apple社の製品は、例外です。
Apple社の製品は、キャリア/格安SIM関係なくAppleのサポートが受けられます。
android利用者にのみ注意が必要となります。
キャリアからの乗り換え(MNP)にかかる費用
大手キャリアから格安SIMへMNPをすることができます。
しかしMNPをする際に、初期費用がすこしかさみます。
大手キャリアを解約すると、特定の月以外は契約解除料が必要になります。
それが大体、1万円前後です。
番号をそのまま引き継ぐ場合は、大手キャリアからMNP転出手数料がかかります。
さらに端末代金が残っている場合、端末の残額を支払う必要があります。
そして、格安SIMをはじめる場合は初期費用がかかります。
こちらが、3.240円であることがおおいです。
中には、キャンペーン中と称して、0円で格安SIMをはじめる企業もございます。
乗り換え時に、一時的な金額はかかります。
毎月の携帯代の節約額と比較すると、数か月で元が取れるでしょう。
MNPしないかたには、あまり縁のない話ですね。
ほとんどのプランがクレジットカード払い
格安SIMでは、おおくのプランでクレジットカード払いに限定しています。
デビットカード払いや口座振替に対応したプランは、ほんとうにすくないです。
そのため、クレジットカードを持っていない人は、契約したくても契約できないことがあります。
しかし、大手キャリア契約中でも、クレジット支払いしている方にとっては、まったく気にならない点ですね。
まとめ
- 通信品質はキャリア回線の方が安定している
- キャリアメールがなくなる
- 通話料が高い
- 初期設定を自分でする必要がある
- 実店舗で相談しづらい
- 製品の保証がなくなる
- キャリアからの乗り換え(MNP)にかかる費用
- ほとんどのプランがクレジットカード払い
まとめると、以上の通りです。
個人的には、格安SIMを使っていく中で、1番の注意点は店舗相談ができなくことですね。
相談を気軽にできなくなるため、自分自身で解決する必要がでてきます。
スマホに不慣れな人にとっては、致命的ともいえるデメリットです。
逆に、スマホに慣れているかたからすると、デメリットといえる部分はあまりないでしょう。
デメリットを気にするよりも、メリット面に惹かれることまちがいなしです!
あなたにあったプランを選べさえすれば、快適な人生がまっています!
ちなみに、わたしのおすすめはUQモバイルです。
ここまで、ありがとうございました。
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