auから、2017年秋冬モデルとして新作のスマホが発表されました。
Samsung製品「Galaxy Note 8 SCV37」とSONY製品「Xperia XZ1 SOV36」とSHARP製品「AQUOS sense SHV40」の3機種です。
その中でも、Samsung製品「Galaxy Note 8 SCV37」と夏モデルのSamsung製品「Galaxy S8+ SCV35」を比較した記事となります。
発売日は2017年6月8日なので、おおよそ4か月ぶりの作品です。
それでは、よろしくお願いいたします。
※以後「Galaxy Note8」→「Note8」 「Galaxy S8+」→「S8+」と表記することがあります。
デザインのちがい
最初に「Note 8」のデザインをみていきましょう。
画面が、ほぼベゼルレスで全面フルガラスを採用しています。
フレームをそぎ落とした全画面ディスプレイです。
画面上から物理ボタンをなくしています。
画面を押すと現れる、感圧式ホームボタンを搭載しています。
ソフトウェアキーの採用により、戻るボタンと履歴ボタンの入れ替えができます。
フレームカラーもカスタマイズも可能。
これにより、別メーカーからの機種変更でも、問題なく対応できるようです。
「痒い所に手が届く」ともいえますね。
下側面には、ペンの収納ができるようになっています。
背面には、カメラが配置している。
カメラ部分が出っ張っている様子はないですね。
つづいて、「S8+」です。
画面が、ほぼベゼルレスで全面フルガラスを採用しています。
フレームをそぎ落とした全画面ディスプレイです。
画面上から物理ボタンをなくしています。
画面を押すと現れる、感圧式ホームボタンを搭載しています。
「Note 8 」と違いなしです。
背面カメラのでっぱりはなく、スッキリしたデザインだとわかります。
【Galaxy Note 8 SCV37の特徴】
- 全体的にまるっこい
- カメラ部分は出っ張っていない
- ベゼルレス画面
- 画面がおおきい
- Sペンをつかうことができる
【Galaxy S8+ SCV35の特徴】
- 全体的にまるっこい
- カメラ部分は出っ張っていない
- ベゼルレス画面
- 画面がおおきい
デザイン面には、大きな違いはないように感じます。
基本的なスペックと共通点
Galaxy Note 8 SCV37 | Galaxy S8+ SCV35 | |
カラー | メープルゴールド ミッドナイトブラック | アークティックシルバー ミッドナイトブラック |
幅 高さ 厚さ | 75 163 8.6mm | 73 160 8.1mm |
OS | Android™ 7.1 | Android™ 7.0 |
CPU | Snapdragon 835 MSM8998 2.35GHz/クアッドコア +1.9GHz/クアッドコア | Snapdragon 835 MSM8998 2.35GHz/クアッドコア +1.9GHz/クアッドコア |
重さ | 約190g | 約173g |
micro SDXCカード | 256GB | 256GB |
RAM | 6GB | 4GB |
ROM | 64GB | 64GB |
ICカード | Nano IC Card | Nano IC Card |
発売日 | 2017年10月26日 | 2017年6月8日発売 |
【共通点】
- CPU
- ROM(本体容量)
- microSDXCカードの対応容量
このように、基本的なスペックは似ていることがわかります。
両機種ともに、基本的な動作に支障はないでしょう。
カラーバリエーションがちがう
- Note 8 のカラー→「メープルゴールドとミッドナイトブラック」
- S8+ のカラー→ 「アークティックシルバー とミッドナイトブラック」
「Note 8 」のカラーバリエーションがこちらです。
メープルゴールド
ミッドナイトブラック
以上の2色構成となっております。
続いて、「S8+ 」のカラーバリエーションです。
ミッドナイトブラック
アークティックシルバー
こちらも2色構成。
比べるとわかる通り、黒系統があるのは同じです。
「Note 8 」は金系統のメープルゴールドに対し、「S8+ 」は銀系統のアークティックシルバーとなっています。
「Galaxy Note 8 SCV37」が良い点
「Note 8」における、良い点の紹介です。
大容量のRAMを搭載
- Note 8 のRAM容量→6GB
- S8+ のRAM容量→4GB
RAMが大きければ大きいほど、同時にアプリを起動しても、正常にうごいてくれます。
ゲームなどの重たい処理をしているときでも、サクサクとうごいてくれます。
仮に、RAMが小さい状態で同時にアプリを使っていると下記のようなことがおきるのです。
- アプリが強制終了してしまう
- スマホの電源が勝手に切れる(再起動される)
RAMの容量が小さいと、いいことはあまりないです。
「Note 8 」が優れていることがわかりますね。
しかしながら、「S8+ 」のRAM容量は、決して小さいわけではありません。
「Galaxy S8+ SCV35」が良い点
「S8+ 」における、良い点の紹介です。
本体が軽い
- Note 8 の重量→約190g
- S8+ の重量→約173g
「S8+ 」のほうが、17gほど軽く、持ち歩きやすいスマホとなります。
ディスプレイスペックと共通点
Galaxy Note 8 SCV37 | Galaxy S8+ SCV35 | |
ディスプレイ タイプ | Super AMOLED | Super AMOLED |
ディスプレイ サイズ | 約6.3インチ | 約6.2インチ |
ディスプレイ 最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ 解像度 | 2,960×1,440 (QHD+) | 2,960×1,440 (QHD+) |
【共通点】
- Super AMOLEDを搭載
- ディスプレイ解像度が2,960×1,440(QHD+)
両機種ともにHDR機能に対応
両機種ともに、HDR (High Dynamic Range)対応したビデオコンテンツ再生ができます。
これにより、きれいな映像を手軽に堪能できるようです。
「Galaxy Note 8 SCV37」が良い点
「Note 8 」ディスプレイスペックにおける、良い点の紹介です。
ディスプレイサイズがおおきい
- Note 8 の画面サイズ→約6.3インチ
- S8+ の画面サイズ→約6.2インチ
Galaxy Noteシリーズ史上最大の画面サイズとなります。
そのため、全体的に「縦長」の印象をうけます。
Sペンを効果的につかうことができる画面サイズを搭載しています。
「Galaxy S8+ SCV35」が良い点
「S8+ 」において、ディスプレイスペックの良い点なし。
カメラのスペックと共通点
Galaxy Note 8 SCV37 | Galaxy S8+ SCV35 | |
有効画素数 | メイン:約1,220万画素 (デュアルピクセル) 望遠:約1,220万画素 サブ:約800万画素 | メイン:約1,220万画素 (デュアルピクセル) サブ:約800万画素 |
F値 | メイン:1.7 望遠:2.4 サブ:1.7 | メイン:1.7 サブ:1.7 |
撮影素子 | 広角/望遠:CMOS | メイン:CMOS サブ:CMOS |
撮影ライト | 静止画:― 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
オートフォーカス 機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能 手ブレ軽減機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
接写機能 | ― | ― |
動画最大 撮影サイズ | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
動画ズーム | 10倍 | 8倍 |
静止画最大 撮影サイズ | 4,032×3,024 | 4,032×3,024 |
静止画ズーム | 10倍 | 8倍 |
【共通点】
- オートフォーカス機能
- 手ブレ補正機能・ 手ブレ軽減機能
- 動画最大撮影サイズ
- 静止画最大撮影サイズ
- レンズのF値
サブカメラでもオートフォーカス機能を搭載。
両機種ともに、サブカメラでもオートフォーカス機能を搭載。
ピンボケしにくく、また複数の顔にエフェクトをかけることができます。
目の大きさを強調したり、SNSにアップしたくなる写真を簡単に撮影できます。
カメラの編集が捗ることまちがいなしでしょう!
「Galaxy Note 8 SCV37」が良い点
「Note 8 」カメラスペックにおける、良い点の紹介です。
望遠レンズを搭載
- Note 8 → 望遠レンズあり
- S8+ → 望遠レンズなし
「Note8 」 には、Galaxyシリーズ初となる、約1,200万画素の望遠レンズを搭載しました。
この望遠レンズは、光学2倍ズームができます。
望遠レンズ・広角レンズともに、光学手ブレ補正機能を備えております。
ズームしてもブレの少ない写真をとることができるのです。
さらに「Note8 」 には、ライブフォーカスという機能があります。
つまり、ボケの強弱を調整することができるのです。
背景をぼかすことによって、写したいものを強調することも、また写したくないものをさりげなく隠すことができます。
撮影時も撮影後でも関係なく行えることが強みとなります。
ライブフォーカス使用後
ライブフォーカス使用前
こうしてみると、背景のぼけ加減が一目瞭然ですね!
カメラ性能は着実に向上しています。
ズーム機能が優れている
- Note 8 のズーム倍率→10倍
- S8+ のズーム倍率→8倍
望遠レンズの恩恵なのか、「Note 8 」のほうが遠くのものをきれいに撮ることができます。
「Galaxy S8+ SCV35」が良い点
「S8+ 」カメラスペックにおける、良い点の紹介です。
静止画時にライトがつかえる
- Note 8 →静止画ライト表記なし
- S8+ →静止画ライト可能
暗い環境においても、ためらうことなくカメラ機能をつかえます。
充電関連のスペックと共通点
Galaxy Note 8 SCV37 | Galaxy S8+ SCV35 | |
電池容量 | 3,300mAh | 3,500mAh |
通話時間 | 約1,830分 | 約1,680分 |
待受時間 | 約330時間 | 約440時間 |
電池持ち時間 | 約110時間 | 約115時間 |
充電時間 | 約110分 | 約110分 |
電池パック 取り外し | ― | ― |
バッテリー節電 | ○ | ○ |
充電方式 | ワイヤレス充電 type-C | ワイヤレス充電 type-C |
USB Type-Cでの充電
両機種ともに、USB Type-Cでの充電となります。
充電口は、端子に上下の区別がありません。
そのため、どちらの向きからでも差し込むことが可能です。
しかし、TypeC共通ACアダプタ01/02は別売です。
≫≫楽天市場で、おすすめのUSB type-cの充電器を集めてみました。
ワイヤレス充電ができる
両機種ともに、ワイヤレス充電が対応です。
ワイヤレスチャージャーを使用すればケーブルに接続することなく、充電ができるようになります。
残念ながら、ワイヤレスチャージャーも別売りの商品です。
≫≫楽天市場で、おすすめのワイヤレス充電器を集めてみました。
「Galaxy Note 8 SCV37」が良い点
「Note 8 」充電スペックにおける、良い点なし。
「Galaxy S8+ SCV35」が良い点
「S8+ 」充電スペックにおける、良い点の紹介です。
電池容量が大きく、充電の持ちがよい
- Galaxy Note 8 SCV37の電池容量→3.300mAh
- Galaxy S8+ SCV35の電池容量→3.500mAh
電池容量の差は、200mAhだとわかります。
このおかげもあって、電池の持ちは「S8+ 」のほうが優れていることがわかります。
通話時間のみは、「Note 8 」のほうが良い結果となっております。
その他のスペックと共通点
Galaxy Note 8 SCV37 | Galaxy S8+ SCV35 | |
Wi-Fi テザリング | 最大10台 | 最大10台 |
Wi-Fi 規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Miracast 対応 | ○ | ○ |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.5.0 |
赤外線通信 | ― | ― |
防水 | IPX5 IPX8 | IPX5 IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
GPS | ○ | ○ |
おサイフ ケータイ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
ハイレゾ 対応 | ○ | ○ |
スペック上では、ほとんどの項目がおなじ結果となっています。
【共通点】
- Wi-Fi規格
- Miracast対応
- Bluetooth規格
- 防水・防塵性能
- GPS対応
- おサイフケータイ対応
- NFC対応
- ハイレゾ対応
AKGのハイレゾイヤホンがついてくる
こちらは特典とは別で、付属品のご紹介です。
両機種ともに付属品として、AKGのハイレゾ対応イヤホンがはいっています。
いつ購入しても絶対にはいっています!
すこしうれしい付属品ですね。
多数のロック解除方法がある
両機種ともに、複数のロック解除方法があります。
- 虹彩認証
- 指紋認証
- 顔認証
- パターン
- パスワード
- PIN
セキュリティー面でも安心できますね。
「Galaxy Note 8 SCV37」が良い点
「Note 8 」における、良い点の紹介です。
Sペンがつかうことができる
「Note8 」 には、Sペンというものがついてきます。
このSペンが、「Note8 」最大の特徴といっても過言ではないでしょう。
この「Sペン」では、約0.7mmのペン先と4096段階の筆圧を感知します。
それにより、自然なペン使いが可能になっています。
画面オフメモ
画面を起動させることなく、メモがとれる機能があります。
書いたメモはすぐに表示させるようにできる上に、本体に保存することもできます。
個人的にも1度つかってみたい機能です!!
本物のように絵が描ける
4096段階の筆圧を感知することで、線の太さや濃淡をコントロールします。
このように普段のメモから絵を描くことまで、本物の紙とペンのような書き心地で表現するのです。
「Galaxy S8+ SCV35」が良い点
なし。
まとめ
以上が、「Galaxy Note 8 SCV37」と「Galaxy S8+ SCV35」違いでした。
【Galaxy Note 8 SCV37が良い点】
- 画面が大きくなった
- 望遠レンズ搭載
- Sペンをつかうことができる
【Galaxy S8+ SCV35が良い点】
- 本体がかるい
- 電池の持ちがよい
「Galaxy Note 8 SCV37」の最大の特徴として、望遠レンズの搭載とSペンの搭載でしょう。
カメラにこだわりがある人、Sペンを使ってみたい人は、「Galaxy Note 8 SCV37」を購入しても後悔しないでしょう!
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。
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