auからSONYの新製品が発売されました。
その名も、「Xperia XZ1 SOV36」
2017年11月中旬以降に発売予定です。
前機種「Xperia XZ SOV34」は2016年11月2日発売なので、およそ1年ぶりの作品ですね。
「Xperia XZ1 SOV36」と「Xperia XZ SOV34」 を比較した記事となります。
では、よろしくお願いします。
デザイン・外観
「Xperia XZ1 SOV36」では、背面から側面にかけて継ぎ目のないデザインとなりました。
そのため、曲げ・捻じれ強度が過去最高に向上しています。
ガラス面には「Gorilla Glass 5」をつかいました。
往来のXperiaと比べても、1.5倍以上の強度となっております。
続いて、サイドキーのならびが、これまでのXperiaから変更されています。
上から順に以下のとおりです。
【Xperia XZ1 SOV36】
- ボリュームキー
- 電源キー
- カメラキー
「Xperia XZ SOV34」
- 電源キー
- ボリュームキー
- カメラキー
キー並びの変更は、そのうち慣れることでしょうから気にとめる必要もないことでしょう。
また、カメラ部分が「Motion Eyeカメラ」へ変更されたことで、少し出っ張ってしまっています。
「Xperia XZ SOV34」では、フラットなデザインのため、マイナス点となります。
基本的なスペック
Xperia XZ1 SOV36 | Xperia XZ SOV34 | |
カラー | ブラック ウォームシルバー ムーンリットブルー ヴィーナスピンク | ミネラルブラック プラチナ フォレストブルー ディープピンク |
幅 高さ 厚さ | 73 148 7.4mm | 72 146 8.1mm |
OS | Android 8.0 | Android 6.0 |
CPU | Snapdragon 835 (MSM8998) 2.45GHz/クアッドコア +1.9GHz/クアッドコア | Snapdragon 820 (MSM8996) 2.2GHz/デュアルコア +1.6GHz/デュアルコア |
重さ | 約156g | 約161g |
micro SDXCカード | 256GB | 256GB |
RAM | 4GB | 3GB |
ROM | 64GB | 32GB |
カラーバリエーションは似ている
まずはじめに、「Xperia XZ1 SOV36」のカラーバリエーションから見ていきましょう。
- ブラック
- ウォームシルバー
- ムーンリットブルー
- ヴィーナスピンク
以上の4つのカラーとなります。
つづいて、「Xperia XZ SOV34」をみましょう。
- ミネラルブラック
- プラチナ
- フォレストブルー
- ディープピンク
以上のようになっております。
名前こそ違っていますが、色系統は似ていることがわかりますね。
Xperia XZ1 SOV36の良い点
「Xperia XZ1 SOV36」における、良い点の紹介です。
CPU性能が向上した
- Xperia XZ1 SOV36のCPU→ Snapdragon 835 2.45GHz/クアッドコア+1.9GHz/クアッドコア
- Xperia XZ SOV34CPU→ Snapdragon 8202.2GHz/デュアルコア+1.6GHz/デュアルコア
「Xperia XZ1 SOV36」に搭載されているCPU性能が向上しました。
ちなみにCPUとは、
メモリー、周辺機器などからデータを受け取り、スマホでは「演算処理」を担当します。
性能がいいほど、CPUの数がおおいほど処理がはやく、アプリの実行速度や反応もはやくなります。
つまり、車で例えるとエンジン、人間の体で例えると頭脳にあたります
そして「Xperia XZ1 SOV36」 のほうが、CPU自体の数がおおく搭載されております。
「Xperia XZ SOV34」では4つに対し、「Xperia XZ1 SOV36」 8つを搭載しております。
CPUの数がおおいほど処理がはやく、アプリの実行速度や反応もはやくなります。
そのため、「Xperia XZ1 SOV36」 のほうが性能がいいといえます。
しかしその反面で、たくさんのCPUがあることで、「発熱」や「電池の劣化」をすすめてしまうことがあります。
スマホが熱をもつことで、スマホの電源がおちやすくなったり、動作が不安定になってしまいます。
しかし単純に性能面でいうと、「Xperia XZ1 SOV36」 のほうが頭1つ飛びぬけているイメージですね。
本体が軽くなった
- Xperia XZ1 SOV36の重量→156g
- Xperia XZ SOV34の重量→161g
「Xperia XZ1 SOV36」のほうが、約5gだけ軽い結果になりました。
軽くなったとはいえ、あまり大きな差はないですね。
RAM容量が増えた
- Xperia XZ1 SOV36のRAM容量→4GB
- Xperia XZ SOV34のRAM容量→3GB
「Xperia XZ1 SOV36」のRAM容量が4GBへふえています。
RAMをふやすことで、動作をもっとスムーズにさせる効果があります。
すばらしい進化とみうけられます。
ROM容量が増えた
- Xperia XZ1 SOV36のROM容量→64GB
- Xperia XZ SOV34の容量→32GB
「Xperia XZ1 SOV36」のほうが、本体にデータを保存できる容量がおおいです。
普段から写真や動画をつかう人なら、とても嬉しい進化の1つですね!
ディスプレイスペック
Xperia XZ1 SOV36 | Xperia XZ SOV34 | |
ディスプレイ タイプ | トリルミナス ディスプレイ for mobile | トリルミナス ディスプレイ for mobile |
ディスプレイ サイズ | 約5.2インチ | 約5.2インチ |
ディスプレイ 最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ 解像度 | 1,920×1,080 (Full HD) | 1,920×1,080 (Full HD) |
スペック上では、「Xperia XZ1 SOV36」と「Xperia XZ SOV34」には、差が見られない結果となりました。
しかし「Xperia XZ1 SOV36」には、スペック上では見られない進化があります。
Xperia XZ1 SOV36の良い点
「Xperia XZ1 SOV36」ディスプレイスペックにおける、良い点の紹介です。
HDR機能に対応
「Xperia XZ1 SOV36」は、4K HDR対応のディスプレイをスマホに採用しました。
フルHDの4倍もの解像度をもっております。
フルHDの精細な画質に加え、HDR映像ならではの明るく、色域の広い美しい映像がたのしめます。
つまり従来よりも、きれいな画面表示ができるようになったのです。
ちなみに、NetflixでHDRコンテンツがみることができます。
しかし、サービスは予告なく変更することがあるようです。
Xperia XZ SOV34の良い点
「Xperia XZ SOV34」ディスプレイスペックにおける、良い点なし。
カメラのスペック
Xperia XZ1 SOV36 | Xperia XZ SOV34 | |
有効画素数 | メイン:約1,920万画素 サブ:約1,320万画素 | メイン:約2,300万画素 サブ:約1,320万画素 |
撮影素子 | メイン:CMOS サブ:CMOS | メイン:CMOS サブ:CMOS |
撮影ライト | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
オートフォーカス 機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能 手ブレ軽減機能 | 静止画:○ 動画:○ | 静止画:○ 動画:○ |
接写機能 | ○ | ○ |
動画最大 撮影サイズ | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
動画ズーム | 8倍 | 8倍 |
静止画最大 撮影サイズ | 5,056×3,792 | 5,520×4,140 |
静止画ズーム | 8倍 | 8倍 |
カメラの機能にも、スペック上の差はないようですね。
しかし新たに加わった機能があります!
気になりますよね?
早速、紹介します!
Xperia XZ1 SOV36に加わった新機能
「Xperia XZ1 SOV36」にて、新たに加わったカメラ機能の紹介です。
センサーが変更され、画質が向上
- Xperia XZ1 SOV36の画素数→1900万画素
- Xperia XZ SOV34の画素数→2300万画素
このように、一見すると画素数が下がって性能低下したように見えます。
しかし「Xperia XZ1 SOV36」は画素サイズが大きくなったことと多重アナログデジタル処理をすることで、暗い場所でもノイズが少ない写真を撮影することができます。
960fpsのスーパースロー撮影ができる
- iPhone Xのスローモーション機能→120fpsまたは240fps
- Xperia XZ1 SOV36のスローモーション機能→最大960fps
「Xperia XZ1 SOV36」には、最大960fpsのスローモーションカメラをとることができます。
960fpsとはどういった数値なのでしょうか?
通常スピード(1秒30コマ)の映像に約6秒間のスローモーション映像(1秒最大960コマ)を組み合わせることで、緩急のある映像が簡単に作成できます。
通常のビデオ撮影中、スローモーションで残したい瞬間にスローボタンをタップすると、約0.2秒の一瞬を約6秒のスローモーション映像として記録。
プロ用のハイスピードカメラで撮るような、1秒960コマの印象的な映像がかんたんに残せます。
通常では、1秒で30fpsのところ、「Xperia XZ1 SOV36」のスローモーションカメラは、960fpsまで対応しています。
単純計算ですが、32倍細かく動画再生することができます!
iphone Xと比べても、4倍の差があります。
シャッタースピードを調整することができる
シャッタースピード 1/250秒
シャッタースピード 1/4000秒
このように「Xperia XZ1 SOV36」には、シャッタースピードを変更することができます。
止まったような写真にするだけでなく、シャッタースピードをおそくすることで、幻想的な写真をのこすこともできます。
(例)
普段からシャッタースピードを遅くしていると、手ぶれ起こしやすいようなので注意してください。
先読み撮影で笑顔検知ができる
「Xperia XZ1 SOV36」には、シャッターを押すとメモリに一時保存された撮影時の前後最大4枚の写真を記録します。
そして、ベストショットを選んで残せる「先読み撮影」が搭載されています。
シャッタータイミングが遅れてもベストショットを選んで残せます。
新機能として、笑顔検知が新たに追加されました!
3Dスキャンができる
「Xperia XZ1 SOV36」では、ソニー独自開発のアプリ「3Dクリエーター」を使い3D撮影ができます。
人物やお気に入りの人形、食べ物など、360°の写真がとれるのです。
人の顔であれば約30秒で撮影できます。
アバターを作ってARで遊んだり、3DアニメーションをSNSでシェアして楽しめます。
オートフォーカス連射ができる
被写体の動きを予測してフォーカスを合わせつづけます。
走っている子どもやペットなどをクリアに連写するのです。
約1秒間で最大10枚の連写ができます。
意外と今までになかった機能のようです。
ディスプレイフラッシュ機能追加
「Xperia XZ1 SOV36」は、インカメラでもフラッシュ機能が搭載しました。
この機能を「ディスプレイフラッシュ」といいます。
薄暗いシーンでも、明るい自撮りが簡単にできるようになりました。
電池関連のスペック
Xperia XZ1 SOV36 | Xperia XZ SOV34 | |
電池容量 | 2,700mAh | 2,900mAh |
通話時間 | 約1,420分 | 約1,630分 |
待受時間 | 約420時間 | 約660時間 |
電池もち時間 | 約100時間 | 約90時間 |
充電時間 | 約160分 | 約160分 |
テレビ | ワンセグ:○ フルセグ:○ | ワンセグ:○ フルセグ:○ |
テレビ連続 視聴時間 | ワンセグ:約9時間40分 フルセグ:約8時間10分 | ワンセグ:約9時間10分 フルセグ:約7時間50分 |
電池パック 取り外し | ― | ― |
バッテリー 節電 | ○ | ○ |
充電規格 | USB Type-C | USB Type-C |
電池パックの容量はちがいますが、稼働時間には、どちらとも大きな差はないですね。
両機種ともに、良し悪しが混同しています。
Xperia XZ1 SOV36に加わった新機能
Xperia XZ1 SOV36には、スマートSTAMINA通知という機能も搭載しています。
あなたのスマホの使用習慣を学習し、バッテリー切れの時間を予測することができます。
それにより、いつもよりバッテリー使用がおおいときには、バッテリーが切れる前にしっかりしらせてくれます。
Xperia XZ SOV34にはない機能の1つです。
その他のスペック
Xperia XZ1 SOV36 | Xperia XZ SOV34 | |
Wi-Fi テザリング | 最大10台 | 最大10台 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Miracast対応 | ○ | ○ |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.4.2 |
赤外線通信 | ― | ― |
防水 | IPX5 IPX8 | IPX5 IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
ハイレゾ対応 | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
Xperia XZ1 SOV36の良い点
「Xperia XZ1 SOV36」における、良い点の紹介です。
Bluetoothの規格が向上
- Xperia XZ1 SOV36は、Ver.5.0
- Xperia XZ SOV34は、Ver.4.2
Bluetoothの規格は、現段階の最新は5.0です。
「Xperia XZ1 SOV36」にて、最新バージョンのBluetooth規格となりました。
Bluetoothを頻繁につかう人なら、安心のおける進化ですね。
フロントステレオスピーカーの音量アップ
「Xperia XZ SOV34」と比べて音量が約50%アップしました。
音楽や動画などを、Xperia史上最大音量のダイナミックなサウンドで楽しめます。
サウンドに不満をもっていたのであれば、この進化により満足することでしょう。
Xperia XZ SOV34の良い点
「Xperia XZ SOV34」における、良い点なし。
まとめ
以上が、「Xperia XZ1 SOV36」と「Xperia XZ SOV34」
「Xperia XZ1 SOV36」に加わった機能が以下のとおりです。
- 本体の強度が過去最高レベル
- CPU性能が向上
- 本体が軽くなった
- ROMが倍に増えた
- HDRコンテンツ視聴できる
- センサー変更により画質向上
- スーパースローモーション機能追加
- 先読み撮影機能にて、笑顔検知ができる
- 3Dスキャン機能追加
- オートフォーカス連写ができる
- ディスプレイフラッシュ可能
- スマート通知機能追加
- スピーカーの音量が向上
「Xperia XZ SOV34」→「Xperia XZs SOV35」への進化が大きくなかった分、「Xperia XZ SOV34」→「Xperia XZ1 SOV36」への進化には差があるように感じました。
1度、店舗で触れてみてはいかがでしょうか?
ここまでご覧いただきありがとうございました。
この記事を見た人は、こちらの記事も見ています。
- 【比較】Xperia XZ1とXZsを比べてみた!【SOV36 vs SOV35】
- 【2017年】auスマホ夏モデル!個人的におすすめランキング!【android】
- SONYからXperia XZ1が発売!スペックを徹底解析【SOV36】
- 【比較】Galaxy Note8とXperia XZ1を比べてみた!【SCV37 vs SOV36】
コメント