auからSHARP・SONYの新製品が発売されました。
その名も「AQUOS R SHV39」と「Xperia XZs SOV35」です。
「AQUOS R SHV39」2017年7月上旬に発売予定となります。
2017年7月7日発売となりました!
「Xperia XZs SOV35」は2017/05/26発売となります。
販売時期はすこしちがいますが、同じ夏モデルです。
今回はSONY・SHARPのスマホをくらべたいとおもいます。
購入を検討されているかたは必見ですよ!
では、よろしくお願いします。
デザイン
まずは、デザイン面のちがいをみていきます。
「AQUOS R SHV39」がこちらになります。
背面パネルと、鏡面仕上げのアルミフレームにより、光沢感のスマホとなっております。
手に持っているときに滑らないように、エッジ感のある断面をしております。
つづいて、「Xperia XZs SOV35」です。
ディスプレイ面→側面→背面へつながっていくデザインです。
「Xperia XZs SOV35」では背面カメラに「Motion Eyeカメラ」と呼ばれるものへ進化しました。
そのため、カメラ部分がすこしだけ出っ張っています。
一方「AQUOS R SHV39」では、カメラの出っ張りはないようです。
- 「AQUOS R SHV39」では、丸みをおびたデザイン
- 「Xperia XZs SOV35」では、角張った四角いデザイン
デザインの好むは、完全にわかれるかとおもいます。
基本的なスペック
重量がちがう
- 「AQUOS R SHV39」は約169g
- 「Xperia XZs SOV35」は約161g
その差は約8gです。
大きな差はないですが、「Xperia XZs SOV35」のほうがかるいです。
重量の面では、「Xperia XZs SOV35」に軍配があがります。
電池の容量がちがう
- 「AQUOS R SHV39」は3,160mA
- 「Xperia XZs SOV35」は2,900mAh
数字がおおきいほど、電池の容量がおおきいことをあらわします。
差は260mAhですね。
「AQUOS R SHV39」のほうが、約10%ほどおおきいことがわかります。
といっても、こちらも大きな差とはいえないでしょう。
電池容量では、「AQUOS R SHV39」に軍配があがります。
充電時間がちがう
- 「AQUOS R SHV39」が約160分
- 「Xperia XZs SOV35」が約150分
電池の容量自体ちがうため、充電時間もちがってきています。
「Xperia XZs SOV35」のほうが、約10分ほどみじかく充電できることがわかります。
CPUの数・性能がちがう
- 「AQUOS R SHV39」では、MSM8998 (Snapdragon 835)
- 「Xperia XZs SOV35」では、MSM8996(Snapdragon 820)
ちなみにCPUとは、
メモリー、周辺機器などからデータを受け取り、スマホでは「演算処理」を担当します。
性能がいいほど、CPUの数がおおいほど処理がはやく、アプリの実行速度や反応もはやくなります。
つまり、車で例えるとエンジン、人間の体で例えると頭脳にあたります
「Snapdragon 835」はiPhone 7を超える、高性能CPUなのです。
また「Snapdragon 835」は、「Xperia XZs SOV35」より上位互換となる「 Xperia XZ Premium」に搭載されているCPUとなります。
そして「AQUOS R SHV39」のほうが、CPU自体の数がおおく搭載されております。
「Xperia XZs SOV35」では4つに対し、「AQUOS R SHV39」8つを搭載しております。
CPUの数がおおいほど処理がはやく、アプリの実行速度や反応もはやくなります。
そのため、「AQUOS R SHV39」のほうが性能がいいといえます。
しかしその反面で、たくさんのCPUがあることで、「発熱」や「電池の劣化」をすすめてしまうことがあります。
スマホが熱をもつことで、スマホの電源がおちやすくなったり、動作が不安定になってしまいます。
こちらはとても大きなちがいとなるので、選ぶときは慎重になったほうがよいでしょう。
単純に性能面でいうと、「AQUOS R SHV39」のほうが頭1つ飛びぬけているイメージですね。
ROM搭載容量がちがう
- 「AQUOS R SHV39」では、64GB
- 「Xperia XZs SOV35」では、32GB
「AQUOS R SHV39」では、「Xperia XZs SOV35」よりも倍の容量を保存できることがわかります。
ROMにかんしては、「AQUOS R SHV39」のほうがいいでしょう。
ディスプレイスペック
製品名 | Xperia™ XZs SOV35 | AQUOS R SHV39 |
---|---|---|
ディスプレイ タイプ | トリルミナス® ディスプレイ for mobile | IGZO |
ディスプレイ サイズ | 約5.2インチ | 約5.3インチ |
ディスプレイ 最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ 解像度 | 1,920×1,080 (Full HD) | 2,560×1,440 (WQHD) |
「AQUOS R SHV39」と「Xperia XZs SOV35」では、それぞれ別のディスプレイをつかっております。
それぞれのちがいについて、説明していきたいとおもいます。
SONYのディスプレイの特徴
「Xperia XZs SOV35」では、広視野角ディスプレイをつかっております。
これにより、斜めからみても視認性がたかくなっています。
液晶テレビ ブラビアで培われた、美しいディスプレイをスマホでも応用されております。
豊かな色表現と効果的なコントラストで、こまかい色のちがいまでも表現できるのです。
SHARPのディスプレイの特徴
「AQUOS R SHV39」には、「ハイスピードIGZO」という液晶を搭載しております。
従来のIGZOよりも、さらなるIGZO液晶の進化を遂げました。
進化した点は、以下のとおりです。
- 画面スクロールや動画の表示が2倍なめらかになった
- 液晶の応答速度約1.5倍
- 残像感がすくなく、見やすい液晶表示
- 目が疲れにくいという効果がある
動作がなめらかになり、つかっていて心地のいいものとなりました。
そのほかに、精度の高いタッチ操作ができるようになりました。
従来は、ガラスパネル、液晶パネル、タッチパネルの3層構造でした。
しかしこの仕組みでは、 画面表示のため液晶から電子ノイズがでてしまいます。
この電子のノイズが、タッチの反応をわるくしています。
あなたにも、操作しているのにうまく動かない、スムーズに動いてくれないなどの経験はありませんか?
一方、「AQUOS R SHV39」では、先ほどの仕組みとはことなっています。
まず、タッチパネルと液晶表示の部品が一体型となっております。
これを「IGZOフルインセル液晶」といいます。
IGZOフルインセル液晶により、ノイズ影響のすくない認識ができるようになりました。
そして、最適な感度調整をおこなうことで、水にぬれている状態でもしっかり動いてくれるのです。
ディスプレイサイズがちがう
- 「AQUOS R SHV39」では約5.3インチ
- 「Xperia XZs SOV35」では約5.2インチ
その差は0.1インチです。
こちらもあまり気にならない程度でしょう。
しかし、「AQUOS R SHV39」のほうが大きいことがわかりました。
ディスプレイ解像度がちがう
- 「AQUOS R SHV39」では、2,560×1,440(WQHD)
- 「Xperia XZs SOV35」では、1,920×1,080(Full HD)
ディスプレイ解像度については、1段階ちがっております。
映像をきれいにみたい人にとっては、重要なちがいとなるでしょう。
「AQUOS R SHV39」のほうが、きれいに見れることがわかります。
通信のスペック規格
製品名 | Xperia™ XZs SOV35 | AQUOS R SHV39 |
---|---|---|
VoLTE | ○ | ○ |
Wi-Fi テザリング | 最大10台 | 最大10台 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | Ver.4.2 | Ver.5.0 |
赤外線通信 | ― | ― |
基本的なスペックはおなじです。
Bluetoothの対応規格がちがう
- 「AQUOS R SHV39」Ver.5.0
- 「Xperia XZs SOV35」Ver.4.2
「AQUOS R SHV39」のほうが、対応している規格がひろいです。
アクセサリーの種類は、「AQUOS R SHV39」ほうがおおいということになります。
将来的にみても、対応規格はひろい方が安心できます。
カメラのスペック
カメラの画素数がちがう
スペック上では、
- 「AQUOS R SHV39」では、メイン:約2,260万画素 サブ:約1,630万画素
- 「Xperia XZs SOV35」では、メイン:約1,920万画素 サブ:約1,320万画素
メイン・サブともに「AQUOS R SHV39」のほうが優れています。
しかしスペック上ではわからないのが、カメラの性能です。
「Xperia XZs SOV35」カメラの特徴
「Xperia XZs SOV35」では、メインカメラに役割のちがう3つのセンサー、
- CMOSイメージセンサー
- レーザーAFセンサー
- RGBC-IRセンサー
それぞれのセンサーを搭載することで、暗いシーンや光の影響をうけやすいシーンでも、自然な色あいできれいな写真をとることができます。
ハンドシャッター機能がある
「Xperia XZs SOV35」のインカメラには、手のひらをカメラに向けるだけで自動でシャッターが切れる「ハンドシャッター」があります。
スローモーション撮影ができるようになった
Motion Eyeカメラシステムにより、スローモーション撮影ができるようなりました。
日常のふとした瞬間を、テレビや映画でみるような1秒960コマのスーパースロー映像でのこせます。
通常映像(1秒30コマ)からスーパースローへの緩急が印象的な映像を撮影できます。
先読み撮影ができる!
先ほどと同様に、Motion Eyeカメラシステム先読み撮影ができるようになりました。
「Xperia XZs SOV35」には、シャッターを押すとメモリに一時保存された撮影時の前後最大4枚の写真を記録します。
そして、ベストショットを選んで残せる「先読み撮影」が搭載されています。
「AQUOS R SHV39」の特徴
メイン・インともに画角90°の広角レンズのカメラを搭載しました。
また、4K動画撮影にも対応です。
それだけならず、「AQUOS R SHV39」のカメラは、高画素数なのです。
- メイン:約2,260万画素
- イン:約1,630万画素
カメラの機能については、好みが分かれてしまうことがあります。
実際に手元で確認してから、きめることをおすすめします。
その他のスペック
製品名 | Xperia™ XZs SOV35 | AQUOS R SHV39 |
---|---|---|
テレビ(視聴) | ワンセグ:○ フルセグ:○ | ワンセグ:○ フルセグ:○ |
GPS | ○ | ○ |
おサイフケータイ® | ○ | ○ |
NFC (情報取得/リンク) | ○ | ○ |
ハイレゾ対応 | ○ | ○ |
バッテリー節電 | ○ STAMINA®モード | ○ 長エネスイッチ |
こちらにおいても、とくに差はないように感じます。
しかし「Xperia XZs SOV35」では、音楽にこだわりをもっております。
- デジタルノイズキャンセリング
- ハイレゾ+デジタルノイズキャンセリングを両立
- DSEE HX 機能
これらの機能が備わっているのが、大きなちがいでしょう。
総評
スペック上からみると、「AQUOS R SHV39」のほうが、すぐれている部分がおおいですね。
しかしスマホを決める点は、ユーザーにとって様々です。
あとは、カメラやデザインの好みによって決める人もいるでしょう。
なので、どのスマホが一番いい!とは断言できません。
わたし自身の判断としては、「AQUOS R SHV39」のほうが優秀にかんじます。
しかし、スマホはやはり手触り、持ちやすさも決める点でだいじです。
実際に、手元でスマホを確認することが一番大切です!!
ここまでありがとうございました。
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