みなさんは、高齢者の方むけの携帯をご存じでしょうか?
かんたんケータイとよばれる携帯のことです。
かんたんケータイの中でもKYF32という機種があります。
このKYF32でとある不具合が多発しているのです。
ちなみにKYF32とは、auから出ている京セラ製品の2つ折りの携帯です。
KYF32の機種で多発している不具合とは、auSIMカードエラーが発生することがあります。
普通につかっているのに、SIMエラー表示が突然あらわれるのです。
SIMカードエラーがおきると、どのような不具合がおきるのか見ていきましょう。
- ずっと圏外表示になり、電話ができなくなる
- インターネット通信ができなくなる
- 操作中にSIMエラーがおきると、強制的に再起動される。
電話もネットも満足にできないため、ほんとうに不便な状況になってしまいます。
今回はauSIMカードエラーが発生する不具合の対処法を説明いたします。
よろしくお願いいたします。
どうしてSIMカードエラーが発生するのか?
KYF32の機種で、どうしてSIMカードエラーが多発するのでしょうか?
以下文章は、auの公式ホームページでも公表されていた内容です。
エラーが表示される場合、SIMカードのスロットカバーのロックが充分でない可能性があります。
スロットカバーのロックが不十分の可能性があるようです。
では、スロットカバーとはなにか見ていきましょう。
スロットカバーとは?
電池パックを外すと、SIMカードを入れる部分があらわれます。
SIMカードはいれるだけのものでなく、下の図のようにカバーが取り付けられているのです。
KYF32では、このスロットカバーをロックする必要があります。
(SIMカード、SDカードの両方にスロットカバーがあります。)
このスロットカバーがロックされていないと、 auSIMカードは認識しにくくなります。
最初はSIMカードを認識していても、時間がたつにつれだんだん読み込まなくなります。
そのため、SIMカードエラーが多発する状況になったのです。
対処方法
auSIMカードを入れなおし、SIMスロットカバーをロックすることで不具合がなおることがあります。
それでは、対処法についてご紹介していきます。
電源を切り、電池パックを取りはずす
SIMカードを取りはずすために、電池パックを取りはずしましょう。
SIMカードを入れなおす
スロットカバーを開け、auSIMカードの向きに注意していれます。
SIMカードの金属面が下の面になるようにいれます。
SIMカードをセットできましたら、スロットカバーを倒します。
カチッと音がするまで、スロットカバーをスライドしてロックします。
※カバーがうまく閉じない場合は、いったんカバーを持ち上げてauSIMカードが正しく奥まではいっているか確認してください。
これによりSIMエラーの不具合がなおることが多いのです。
余談
SIMカードの抜き差しはかなり細かい作業です。
若い方ならまだしも、高齢者の方がメインで利用するかんたんケータイ KYF32で、こんな複雑なしくみをとる必要があったのでしょうか?
往来どおりのSIMトレイに乗っける方法では、製品上の不具合でもあったのでしょうか?
なぜスロットカバーというしくみを取り入れたのか、京セラさんにききたい限りです。
ちなみにKYF34(GRATINA 4G)という機種でも、同じようにSIMのスロットカバーが登載されております。
KYF34でも同じようにSIMエラーが出てしまった場合は、スロットカバーをしっかりロックすることで、不具合がなおることもあるでしょう。
まとめ
以上がKYF32で多発している、SIMエラーの実態・対処法でした。
対処法をまとめると以下の通りです。
- SIMカードをセットしなおす
- スロットカバーをスライドしてロックする
対処法を試しても、不具合が続く可能性はあります。
それはスマホ本体の部品が不具合の原因となっている場合です。
例えば、スマホを落とした直後に不具合が出始めたのであれば、落としたことが原因による不具合と判断されます。
その時には「修理」もしくは「交換」での対応となります。
ご不便な方は、ぜひともご覧ください。
ここまで、ありがとうございました。
※画像はすべてXperia Z3 SOL26 Android バージョン 5.0.2を利用しています。
コメント
SiMエラーの対処方は、他のガラケーでも同じでしょうか?
そして、カバーもなかなか外れないのですが、そういう場合は無理にやんない方がいいですよね?
黒狐☆ゆき様コメントありがとうございます。
ガラケーであれば基本的に、この記事にかかれている方法を試すことで治る見込みはあります!
ガラケーでも機種によってカバーが外れないことは考えられるので、カバーが外れない場合は無理にしない方がいいですね。
機種名がわかるようであれば、「機種名 背面カバー」など検索することで、背面カバーが取り外すことができるのか知ることができます。
どうしても不安というのであれば、最後の方法として、「ショップに相談する」であったり「お客様センターに相談する」こともおすすめです。
京セラのガラケーですが、これで解決しました!
ありがとうございました!
杉 仁太郎様コメントありがとうございます!
不具合が解消して、なによりでございます!!